
非常にハイレベルな陣容を誇るリバプールのゴールキーパー!
その中でもワールドクラスの守護神としてレッズのゴールマウスを守るアリソンの存在感は言葉に表せないほど素晴らしいですね。
アリソンがローマからリバプールへやって来たのは2018年夏のこと。
加入して以来、アンフィールドで8シーズン目に突入しています。
その間、プレミアリーグを2度制するという偉業も達成。
アーセナル戦へ向けたマッチデー・プログラム
プレミアリーグ序盤のビッグマッチとなったリバプール対アーセナル戦。
この日のマッチデー・プログラムには、アリソンの言葉が掲載されており、そのことを改めてLFCがオフィシャルで報じました。
絶対的守護神が何を語ったのか!?
私なりにポイントをまとめてみたいと思います。
リバプールのGKとして必要なもの
自分なりに思うこと、ゴールキーパーとしてトップレベルに立つためには、まず第一にポジショニングが重要だと思うよ。
スピードが必要だし、敏捷性も必要だね。
それに、プレミアリーグでプレーするには強さも欠かせない。
さらには、セットプレーに対応できること、タイミングを見極められることも重要だよ。リバプールのゴールキーパーであるためには、ペナルティエリアの外でもプレーし、足元でのプレーができ、ボールをかき集める能力も求められるんだ。
だから私は、これらすべての資質はリバプールのトップゴールキーパーになるために同じくらい重要だと思っているよ。
そのために、常に自分をすべての面で向上させ、隙をなくす努力をしている。
なぜかといえば、ここで対峙する相手がどれほどの実力者かを分かっているからさ。プレミアリーグやチャンピオンズリーグでは、トッププレイヤーばかりと戦うことになる。
どこで誰と戦おうとも、最高のクオリティを持った選手が相手になるというわけだ。
だからこそ、ゴールキーパーは常にチームのために違いを生み出す準備をしていなければならないね。

サラーのことに触れたアリソン
(アリソンは、これまでクラブで3つのアシストも記録しており、そのすべてがアンフィールドでのモハメド・サラーへのものという事実)
モーとのつながりは、一緒に過ごしてきた年月から生まれたものだよ。
彼の持つクオリティを私は理解しているし、彼もまた、私がボールを裏へ送る能力を知っている。
だから、スペースがあればそれを生かせるんだ。モーは彼の最大の強みであるゴールへ向かう走りをするだけ。
私は彼がボールをコントロールし、さらに彼のもう一つの強みである得点に結びつけられるように、最善のキックをして良い位置にボールを届けるだけだよ。それは私たちが本当に楽しんでいることなんだ。
それが決まった時のセレブレーションを見れば分かると思うよ。
私たちがどれほど楽しんでいるかをね。
それもフットボールの楽しさの一部だからね。そう歓びだよ。

クラブ史に名を残すGKアリソン
ここまで、アリソンの言葉を振り返ってみました。
かなり興味深いですね。
ゴールキーパーに求められる資質もそうだし、アリソンはリバプールのゴールキーパーであるためには!ということにも言及しています。
ディフェンスがハイラインを敷くリバプールにあっては、必然的にゴールキーパーも押し上げる時間帯ができます。
あえて言えばリスキーでもありますが、それを可能にしているのがアリソンの言う資質。
リバプールには、レイ・クレメンス、ブルース・グロベラーなどなど、偉大なゴールキーパー達が歴史を創ってきましたが、彼等を見て来た中で私が思うには、アリソンは間違いなくクラブ史に残る名ゴールキーパーだということです。