1980年7月22日。
オランダの小さな漁師町カトウェイクにひとりの男の子が誕生しました。
やがて男の子は、オランダを代表するフットボーラーとなり、イングランドへ渡っては、サポーターから沢山の感謝と愛を受けとめることになります。
ディルク・カイト。
36歳に。
ハッピー・バースデー・ディルク!
おめでとう!
ディルク・カイトが、フェイエノールトからリバプールへやって来たのは2006年のことでした。
当時、リバプールはディルク・カイトの獲得を熱望しており、念願の加入と言ってよかったと思います。
ディルク・カイトは、とにかくよく働く。
どんなポジションであっても、嫌な顔ひとつせずに、黙々と仕事をこなす姿は、ファンに感動さえ与えました。
そんなディルク・カイトも36歳になったわけですが、まだまだエネルギッシュだし、あたかも無尽蔵のスタミナをもっているかのように映ります。
また、ディルク・カイトがコップから愛される理由として、とにかくビッグマッチに強かった!という点があるかと思います。
重要なヨーロッパでの舞台でも劇的なプレイをして見せたし、何よりマンチェスター・ユナイテッド戦に滅法強かった!
ユナイテッド・キラー!と、呼びたくなるほどに。
ディルク・カイトがリバプールに在籍したのは、2006-2012の期間でした。
その間、公式戦に285試合の出場を記録し、71ゴールを決めています。
自身のゴール以外でも、アシストしかり、献身的なシャドープレイしかりと、チームへの貢献度は無限大でしたね。
エース・ストライカーとしてフェルナンド・トーレスがリバプールへやって来てからは、ディルク・カイトに求められる役割も変化が生じてきました。
ルイス・スアレスがリバプールへ来た際もしかり。
それでもディルク・カイトは、自らの果たすべき役割を見事にやり遂げた。
最高のスポーツマンだと、私は思っています。
まだまだ、ディルク・カイトはピッチで輝き続けることでしょう。
いつまでもお元気で!
そして、この日にあたり、今一度言いたいと思います。
ありがとう!ディルク!