リバプールの6番。
チアゴが、バイエルン・ミュンヘンからリバプールへとやって来たのは、2020年夏のことでした。
勝者のメンタリティーを持つ男のリバプール入りは、大きな期待をもって歓迎されたものです。
今日、4月11日は、そんなチアゴの誕生日に当たります。
ハッピー・バースデー!チアゴ!
チアゴは、1991年生まれですので31歳になりました。
ただ、31歳と言っても、チアゴの場合には傑出したボールコントロールの技術があり、それだけ無駄な動きがないわけですから、息の長いプレイヤーになるだろうと私は思っています。
チアゴがボールを持ったとき。
その独特のアクションは、遠目で見ても、すぐにチアゴだ!と分かります。
パスに関しても、躯の向きからは想像できない場所を狙っており、多くがノールック気味。
傑出したパサーであるわけですが、自らシュートに行く姿勢も持っています。
また、チアゴについてどうしても触れておきたいことは、ディフェンス面でも貢献度が高いということですね。
相手の攻撃をストップさせる読みであったり、鋭いタックル!
テクニシャンでありながら、躯を張ったディフェンスにも行けることが、チアゴの価値をより高めていると思います。
チアゴが生まれたときですが、お父さんがセリエAでプレイをしていましたので、誕生の地はイタリアでした。
フラメンゴの下部組織で育ち、プロのキャリアとしては、バルセロナ、そしてバイエルン・ミュンヘンへと。
そのキャリアの集大成として選んだのがリバプールですから、リバプールファンとしては嬉しい限り。
今シーズンは、序盤こそ負傷があったり、新型コロナ感染があったりしましたが、後半になってからは、チアゴ本来のパフォーマンスを取り戻しています。
リバプールには4冠の可能性があります。
タイトルを獲るために、チアゴの存在は必要不可欠!
私は、そう信じています。
チアゴがリバプールのプレイヤーとして、一花も二花も咲かせてくれることを祈ります。