リバプールのハリー・ウィルソン放出が濃厚に

リバプールのアカデミーで育って来たハリー・ウィルソン。
見ていて楽しいプレイをしてくれるタレントですが、なかなかリバプールのファーストチームに定着をすることが出来ません。
このところ、ローンでの生活が長くなっており、昨年の夏も放出か？と思われたわけですが、結果的に交渉はまとまらず、ローンで過ごすことになりました。

そのハリー・ウィルソンですが、今年の夏にはリバプールから去る可能性が高いようです。
先日もハリー・ウィルソンにブレントフォードがオファーをしそうだということをご紹介しました。
プレミアリーグ昇格を果たしたチームですから、補強は必須だと言っていいでしょう。

これをご紹介したとき、私なりに感じたのは、問題になるのはオファーの金額だろうということでした。
果たしてリバプールが、£10mというオファーを飲むか？は、微妙な判断になると思ったからです。

しかし、ここへ来てMirrorが報じるところによれば、リバプールはハリー・ウィルソンを売ることで、補強資金を獲得したいと考えており、£10mのオファーでも受け入れると・・・。

昨年の夏、リバプールはブリュースター、ロブレン、フーバーなどを売ることで£50mの資金を得たと見られており、それを使って約£60mでチアゴとジョタを連れて来ています。
リバプールの今夏における主要補強ポイントは、アタッカーとミッドフィールダーだと見られており、数人のプレイヤーは売却という形になるのかもしれません。
今回の報道では、ハリー・ウィルソンは、放出候補の中でも特に可能性が高い１人だとされています。

いいプレイヤーだし、アカデミー育ちですから、おのずと情が移っている私ですが、プロの世界は厳しいですね。
ただ、ハリー・ウィルソンを£10mで獲れるならば、欲しがるチームは結構あるのではないでしょうか。

今回、Mirrorがあげている名前ですが、ハリー・ウィルソンにはベンフィカ、ウェストブロム、ブレントフォードなどが興味を示していると。
リバプールが、アタッカーとミッドフィールダーを欲しがる事情はよく分かります。
新戦力を獲得するために、売却もしてチームをスリムに保つ。
これが規定路線であるとするならば、あとは誰が放出候補か？
移籍市場は、まさに出会いと別れの季節ですね。