マージーサイドダービーに勝利したリバプール。
今、思い出しても劇的な試合でした。
さて、結果と感想のところでも、ちょっとだけ触れたのですが、この試合では、ロス・バークリーがジョーダン・ヘンダーソンに対し、危険に見えるタックルを仕掛けイエローカードを受けています。
私としては、「カードの色が違うのではないか?」と、書きましたが、そう思っている人々は実際多かったようです。
ユルゲン・クロップは、「ロス・バークリーはラッキーだった」とした上で、「ヘンドもラッキーだった」と、らしいコメントをしていました。
ヘンドが怪我をしなくてラッキーだったという意味でありましょう。
一方、エバートンのロナルド・クーマン監督にも、ロス・バークリーのファールは一発レッドに見えたようで、「ラッキーだった」としています。
ちょっと角度的に危なかったし、相当な勢いもついた上でのタックルでしたから、ヘンドも試合中はかなりエキサイトしていました。
ただ、BBCが報じるところによれば、ロス・バークリーが謝ってきたと、ヘンドが明かしたそうです。
その上で、ヘンドは、次のようにロス・バークリーについてコメントをしています。(BBCの記事から)
「ちょっとレイト気味だったね。だけど、私はロスのことをよく知っているからからね。彼はいい奴だよ」
イングランド代表ではチームメイトだし、もしかしたら近い将来キャプテンとしてバークリーを引っ張っていく立場になるかもしれないヘンド。
今回ヘンドが、しっかりコメントを出したことで、この騒動は収まりそうです。
それにしても、ロス・バークリーが危険なファールを冒したとき、リーセがTwitterで、「あれはレッドカードだろ!何て怖ろしいタックルなんだ!」という感じでエキサイトしていた様子には、ちょっと微笑ましいものを感じました。
OBも含めて、みんながエバートンと戦っていたのですね。
とにかく、ヘンドに怪我がなくてよかった。
あれは、一歩間違えば、長期離脱に及ぶ怪我を負っていた可能性もあったファールだと思います。
以後気をつけておくれロス・バークリー。
マージーサイドダービーということで、人一倍熱くなっていたことは、私も理解しています。
勝ったから言えるのですが・・・。