プレシーズンマッチを行っているリバプールですが、ナビ・ケイタのクオリティーの高さは、すぐに分かったし、以前私は、ナビ・ケイタとファン・ダイクは、格が違って見えた・・・という趣旨のことを書かせていただきました。
ナビ・ケイタの加入は、リバプールにとって非常に大きいものになることでしょう。
さて、ブラックバーン戦でも、ナビ・ケイタは、素晴らしいプレイぶりを見せており、これまでとはちょっと違ったスタイルの仕掛けも敢行していました。
プレシーズンマッチにおいて、まだ自らのゴールこそないものの、それでも十二分にナビ・ケイタのポテンシャルは伝わってきました。
ボールの受け方、奪い方、躯の使い方、パスの出し方、そのボールの質・・・など。
あとは、得意とするドリブルの敢行が出てくれば、ベストに近くなったと言えそうです。
さて、ブラックバーンとの試合では、ナビ・ケイタはダニエル・スタリッジのゴールを演出しています。
相手のボールを高い位置でいとも簡単に奪い去り、そのまま瞬時にビルドアップ、前にいるダニエル・スタリッジに絶妙なパスを縦に入れる一連のプレイ。
ものが違いますね。
さらに、ブラックバーン戦でのナビ・ケイタは、これまで以上に、相手ボックス内に侵入する動きをしていました。
相手ボックス内で、小刻みなステップを踏んで翻弄するなど、次元の違いを見せつけた感があります。
私が見る限り、まだまだナビ・ケイタには余裕があると思います。
これが、フルパワーで牙をむいたとき、どれだけのパフォーマンスを見せてくれるのか。
実に楽しみです。
ナビ・ケイタの存在は、攻守両面にわたり、リバプールに大きなものをもたらす。
私は、今の時点で、そう確信しています。
素晴らしいタレントが、リバプールへ来てくれましたね。