プレミアリーグの全日程が終了し、私なりに少しずつシーズンの振り返りをしております。
今回は、アレックス・オックスレイド=チェンバレンのことを取り上げてみたいと思います。
一言で表現すれば、2018-2019シーズンは、アレックス・オックスレイド=チェンバレンにとって試練の年でした。
2017-2018シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝、対ローマ戦の試合中、膝に大きなダメージを負ったチェンバレン。
シーズンを棒に振るともされた大怪我でした。
アーセナルからリバプールへやって来て、ブレイクを果たしていただけに、チェンバレンを起用できないことは、リバプールにとっても痛いものだったことは間違いありません。
誰よりも辛かったのは、チェンバレン自身ですが、リハビリに励み、当初の見込みよりも、かなり早い実戦復帰を果たしましたね。
ユルゲン・クロップ監督は、決して無理をさせず、急がせずという方針を貫きましたが、長い目で見れば、それは正解だったと思います。
怪我というものは、もとより歓迎すべきものではありませんが、チェンバレン自身にとっても、リバプールにとってもポジティブなのは、今夏のプレシーズンには、冒頭からトレーニングに入れることですね。
新しいシーズンには、また躍動する姿が見られることでしょう。
チェンバレンが完全復帰を果たせば、新戦力を獲得した以上のプラス効果が得られることは間違いない。
私としては、大きな期待を抱いています。
手術、リハビリと、困難な道を通り抜けて来た経験は、絶対に無駄にはならないはず。
アレックス・オックスレイド=チェンバレンの新シーズンが、最高のものになることを祈ります。
そのことが、即ちリバプールがより強いチームになることの助けとなることでしょう。