今のリバプールにとって、最大の目標は、間違いなく残り3試合を全勝し、トップ4の座を射止めることでありましょう。
マルティン・シュクルテルも、もちろんそのことを目標に戦う意欲を示していますが、もう一つ、シモン・ミニョレがゴールデン・グラブ賞を獲得できるように、残り3試合に挑みたいとしています。
チーム状態が安定せず、一時期、厳しい批判も浴びたミニョレですが、クリーンシートの数では、ゴールデン・グラブに最も近い位置にいるのですね。
たとえばの話ですが、残り3試合を全部クリーンシートで終えられれば、最後までトップ4入りの可能性が残るかもしれません。
(MS)
クリーンシートを成し遂げるのは、いつだっていいものだよ。
しかも、シモンがトップの位置にいるしね。
私達は、彼を助けたいと思っているんだ。
そして、彼こそが勝ち取れると信じているよ。
残り3試合にあたってのメッセージの一つにもなるだろうね。
出来る限り、残り試合でクリーンシートを達成したいよ。
今は、上手くやれていると思うし、続けていきたいね。
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シュクルテルの発言のうち、ミニョレに関する部分をピックアップしましたが、クリーンシートがこれだけ多いのに、勝ち点で差を付けられてしまったのは何故か?
逆の視点で考えれば、結局は、決定力が足りなかった・・・という所に行き着いてしまうのかもしれません。
いくら堅守でも、ゴールしなければ勝てませんからね。
リバプールの場合は、昨シーズンがあまりにもダイナミック且つ破壊力のある攻撃力をもっていたので、そのコントラストが鮮明過ぎて、今年の攻撃力がいかに落ちてしまったか・・・を考えがちです。
しかし、ルイス・スアレスがいなくなったとしても、ここまでゴールが取れないと、誰が予想したことでしょうか。
シモン・ミニョレのゴールデン・グラブ賞の話題に触れ、攻撃陣の破壊力が、やはり極端に落ちていたのだ・・・と、再認識してしまった次第です。
でも、それでも、残り3試合!
いい形でフィニッシュしたいですね!
まずは、明日のスタンフォード・ブリッジからです。