この夏に限ったことではないとは思いますが、リバプールはプレイヤーの入れ替わりが大きいほうだと思います。
肝心なのは、補強したプレイヤーが、どれだけ戦力として輝けるか!であることは、言うまでもありません。
ところで、早い段階から精力的な補強を進めるリバプールですが、ブレンダン・ロジャーズは、さらにプッシュしたいという希望があるとも報じられています。
一部メディアでは、「あと2人は欲しがっているのではないか」とも。
あえて噂に乗ってみると、2人といったら、どのポジションでしょうか?
ディフェンシブ・ミッドフィールダーと左サイドバックあたりですかね・・・。
ところで、そんな状況の中、レジェンド、イアン・ラッシュは、更なる補強に関しては、疑問を呈しているそうです。
(IR)
まだ他のプレイヤーを欲しているというならば、私には理解できないね。
オーナーは、ブレンダン・ロジャーズのために金銭を投じてきたし、実行してきたわけだろう。
ベンチを見てみれば、イングスとフィルミーノがいるじゃないか。
彼等は、必要とされれば、試合を変えるだけのクオリティーを持っているよ。
多分、一人か二人を補強する話が進んでいるのだろうけど、私にしてみたら、もう補強は必要ないと思うね。
ファン目線でいえば、やはり補強があるというのは、煌びやかでワクワクするものです。
そういった話題がないのも、実際寂しい。
しかし、限度もありますよね。
あまりに大きくチーム構成を変えてしまうと、せっかく年数をかけて作り上げた連携等々を、また構築し直すという作業を一から始めなければならない。
また、たくさんの素晴らしい戦力を獲得した場合、いかに上手く使いこなせるか?という課題も併せ持っていると思います。
主力級のプレイヤーが増えれば、それだけ出番がなくなる存在も出て来る。
このへんのさじ加減をどう考えるか?
おそらく、イアン・ラッシュとすれば、ベンチに座っている中に、もっと試してあげるべきタレントがいるではないか!ということも、言いたかったのかもしれません。
リバプールも、ある時期には、一度腰を据えて落ち着き、チームの核となる構成を固めていきたいですね。
既に、3年間、ノー・タイトルという現状があります。
辛いことですが、その現実を直視した上で、よりよいチームの在り方を真剣に考えてゆくべき時期なのかもしれません。