リバプールファンにとって、将来が実に楽しみな若者として、ベン・ウッドバーンの存在があります。
17歳にしてトップチームデビューも果たしており、昨年はリバプールのクラブ史上最年少ゴール記録も樹立した逸材。
今回の代表マッチでは、クリス・コールマン監督からウェールズ代表メンバーとして呼ばれたわけですが、ガレス・ベイルが、ベン・ウッドバーンを高く評価するコメントをしたそうです。
同じウェールズ代表の先輩として、母国の若者へのリップサービスも多少は入っているとは思いますが、そうはいい加減なことも言えないとも思います。
ガレス・ベイルの眼には、ベン・ウッドバーンの将来が輝かしいものとして映ったようです。
スペインのメディアであるDon Balonへ向けて、ガレス・ベイルがベン・ウッドバーンについて語っており、非常に感銘を受けたとしているそうです。
さらに、ガレス・ベイルは、長期的に見て、ベン・ウッドバーンは、「クリスティアーノ・ロナウドを継ぐ存在になり得る」と語ったそうで、これは即ちヨーロッパのフットボール界を代表するスターになる可能性を秘めているという意味だと受け取っていいと思います。
おそらく、ガレス・ベイルとしては、現在のフットボール界の象徴として、レアル・マドリードのチームメイトであるクリスティアーノ・ロナウドの名前を引き合いに出したのでしょう。
自分の後継者・・・と、言わないところが味噌だと思いますが、プレイスタイルからして、クリスティアーノ・ロナウドと比較したほうが良いと考えたのでしょうか。
私なりに、昨年のユーロも観戦した中で、ウェールズ代表は、才能のあるプレイヤーが育ってきつつあるような印象を受けています。
きっと、イアン・ラッシュも歓んでいることでしょう。
ベン・ウッドバーンについては、マイケル・オーウェンの記録を破った若者ということで、何かと注目が集まりますが、ぜひ大切に育てていってほしいですね。
ただ、ウェールズ代表の大先輩であるガレス・ベイルから、これだけの言葉をもらったということは、ベン・ウッドバーンの自信にも繋がることでしょう。
あとは、リバプールファンとしては、スティーブン・ジェラードの後継者がほしいですね。
地元から、そんな若手が出て来ることを祈って。
現時点では、そのチャンスの一番近くにいるのは、トレント・アレクサンダー・アーノルドでしょうか。
いつの日か、リバプールの若きタレント達が、大輪の花を咲かせることを楽しみに。