一昨シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝で、膝に大きな怪我を負ったアレックス・オックスレイド=チェンバレン。
昨シーズンは、治療とリハビリの日々を過ごして来ました。
それを乗り越えて、今シーズンはプレイが可能な状態に。
リバプールにとっては、心強いタレントが帰って来たことになりますが、ベストフィットになるまでには、時間を与える必要があると思います。
試合勘を取り戻す必要があるし、ほぼ1シーズンにわたるブランクは、決して小さくはないことでしょう。
そのアレックス・オックスレイド=チェンバレンですが、復調の兆しが見えて来ているように感じます。
最近の試合で言えば、チャンピオンズリーグ・グループステージでのゲンク戦では2ゴールを決め、リバプールの勝利に大きな貢献を果たしています。
また、リーグカップ4回戦のアーセナル戦で決めたゴールは、素晴らしい!の一言だった。
アストン・ヴィラ戦を控えた記者会見の場において、ユルゲン・クロップ監督は、アレックス・オックスレイド=チェンバレンのゴールを素晴らしかったと讃えており、一方で、今ベストフィットではないにしても、それは問題ではないという趣旨の発言をしています。
なぜならば、アレックス・オックスレイド=チェンバレンは、リバプールでの長期プランに入っているからだと。
アーセナルを離れ、ユルゲン・クロップ監督の元での成長を臨んだアレックス・オックスレイド=チェンバレン。
間違いなく、成果が出たと思うし、ワンランク高いレベルのプレイヤーになったと、私は思います。
今年の夏、大きな補強に動かなかったリバプールですが、アレックス・オックスレイド=チェンバレンの復活は、チームにプラスアルファーをもたらすことでしょう。
シュートの精度も上がって来ているし、これからが楽しみです。
アストン・ヴィラ戦で、アレックス・オックスレイド=チェンバレンが登場することはあるか。
もし、控えであったとしても、来週のゲンク戦には間違いなく出て来るだろうと私は思います。
アレックス・オックスレイド=チェンバレン自身、このところのパフォーマンスには手応えを感じているのではないでしょうか。
リバプールにとって、心強いタレントが帰って来たと言えるし、今後益々の活躍が楽しみです。
大きな怪我を乗り越えて、復活を遂げたことは、より強いプレイヤーとして、今後のキャリアに生きる。
そう信じたいですね。