リバプールのオーナーグループであるFSGが、クラブを売却の方針。
このことは、ほぼ連日、イギリスでは大きな記事になっていますね。
すぐに決まることはないと思うのですが、LFC買収に意欲を見せている筋もあるようです。
Mirrorが伝えるところによれば、世界で8番目となるインドの大富豪が、LFCの買取に意欲を示しているとのこと。
ムケシュ・アンバニという実業家で、個人の純資産は£90billionだとされており、LFCをぜひ購入したいとし、既に照会を行ったとされています。
ただ、LFCを買いたいという意向は中東やアメリカ筋からも来ており、競争が起こるだろうと。
クラブとしてのリバプールですが、FSGが経営に乗り出した以降、チャンピオンズリーグを制覇し、プレミアリーグでも初優勝を飾るなど、その市場価値をおおいに高めたことは事実です。
そのLFCを購入できる人物といえば、極めて限られて来ると思います。
余談ですが、なぜにインド?という部分もありますが、イギリスとインドは、古くからの関係性を続けて来ましたね。
それは歴史の話になってしまいますが。
最近、イギリスの首相に就任したリシ・スナク氏については、同国初のインド系の首相ということになっています。
実際、両国の関係は複雑ですが、深い関係性があるということは事実です。
かつて、イギリスが統治をしたインド。
そのインドの大富豪が、今度はイングランドきっての名門を買収するのか。
何か、時代の流れを感じます。
今後、どのように新しい経営陣が決まって行くのか。
いろいろな情報が飛び交うでしょうが、しっかりと見極めたいですね。
とにかく、イングランド、リバプールの文化、歴史を熟知し、リスペクトしてくれるところに委ねたいというのが、私の希望です。