以前、リバプールの補強候補として、ホッフェンハイムのロベルト・フィルミーノ(ブラジル)の名前があがっていることをご紹介したことがあります。
そのフィルミーノですが、ここへ来て、「リバプール入りが間近」という報道も出ています。
ただし、フィルミーノに関しては、以前からマンチェスター・ユナイテッドが追っているという説があり、決して安心は出来ないと思っています。
あのメンフィス・デパイの件もありますし・・・。
フィルミーノのリバプール入りを報じているのは、ブラジルのGloboesporteで、それによれば、2,500万€の移籍金で、5年契約の方向とか・・・。
前述したように、私としては、まだまだ楽観視するのは早いと考えているのですが、もしも、フィルミーノがリバプールへやって来た場合には、どういう起用法を取るのか?が、ポイントになると思います。
直接的に言えば、特にフィリペ・コウチーニョとの関係ですね。
ブラジル代表がコロンビアと対戦した際には、トップにネイマールがおり、フィルミーノは、一列さがったポジションでプレイしていました。
そこへコウチーニョが加わった際には、コウチーニョが、左ワイドに出る陣形を取っていました。
私としては、コウチーニョに関しては、ぜひ中央でプレイさせたいと期待しているのですが・・・。
南米のテクニックあるプレイヤー達なので、どんなポジションでも器用にこなすとは思いますが、中盤の陣形は、課題になるとは思います。
とはいえ、ヨーロッパリーグを戦う!という面でいけば、簡単に言って、2チーム分の戦力があってもよい・・・。
そういった意味では、各ポジションの層が厚くなるのは歓迎ですが、大前提として、ターンオーバーを上手く機能させるという条件があると考えます。
昨シーズンのリバプールは、プレミア、国内カップ戦、ヨーロッパの舞台と、お世辞にもターンオーバーを上手く操ったとは言えないと思います。
選手層が厚くなれば、それだけチームのやり繰りも難しさを増すことでしょう。
各プレイヤーのモチベーションを落とさず、最も有効な起用法が出来るのか?
今後も補強が順調に進んだ場合、リバプールの課題といえば、その部分だと思っております。
さて、フィルミーノの件については、英国のメディアが、夕方にでも記事にするようでしたら、その際に改めて、書いてみようかな~?と、思っております。