今、思うと、懐かしい・・・という感さえしてしまうルイス・アルベルトの名前。
2013年に、リバプールへやって来た若者ですが、そのボールタッチ、繊細なパスワークなど、私としては、結構期待していたプレイヤーでした。
しかし、活躍できる機会はなく、マラガへローン。
そのローン契約も切れた今、ルイス・アルベルトの居場所は、どうもリバプールにはないようです。
特に、彼の母国スペイン筋のメディアが報じているようですが、ルイス・アルベルトは、明らかにブレンダン・ロジャーズの構想外であり、放出が間近いとも・・・。
「見切りが早い」ということは、決して悪だけではないと思います。
そのことで、未来が拓けるケースもあることでしょう。
しかしながら、率直なところ、ここ数年繰り返されるリバプールのパターンに、一抹の不安も抱かざるを得ません。
たとえば、ルイス・アルベルトをローンに出すにしても、将来のリバプールに必要だと考えれば、プレミアのクラブへ出し、その水に慣れさせるという考えも取れなかったものかと・・・。
とはいえ、ただでさえ、ポジション争いが厳しくなるであろう、リバプールの中盤において、もはやルイス・アルベルトが生き残る術は残っていないのかもしれません。
たかが一人の補強とはいえ、そこには人生があります。
今後については、是非、クラブとプレイヤー両者にとって有益なスタイルで動いてくれるよう期待したいですね。