サウサンプトンからリバプールへとやって来たナサニエル・クラインは、イングランド代表の右サイドバックも努め、本当に頼りになる存在でした。
リバプールへ来た当初は、出場過多ではないか?と感じるほどに重用されていたことも確か。
しかし、そのナサニエル・クラインですが、リバプールでのキャリアを終える時が近づいているようです。
今回、ナサニエル・クラインのことを取り上げているのはFootball Insiderで、6月末をもって契約が満了となるものの、リバプールはシーズン終了までの短期契約延長を提示していないとのこと。
これは、リバプール筋からの情報だとしています。
つい先日、アダム・ララーナは、シーズン終了までリバプールに残る契約を結びましたが、ナサニエル・クラインの場合には、そういう措置は取られないとしています。
これには理由もあるかと思います。
昨年の7月、USAツアーに参加したナサニエル・クラインは、十字靱帯を損傷。
シーズンを棒に振る大怪我を負っています。
必然、試合に出場することはできず、残念なことですが、あえて短期契約を延長する理由がないというのは事実かと思います。
怪我については、かなり良くなっているようで、トレーニングは行っているそうです。
ただ、同誌によれば、それはチームメイトと一緒ではなく、1人で行っていると。
イングランドを代表する右サイドバックとして高い評価を得ていたナサニエル・クラインですが、怪我に泣くことになってしまいました。
ただ、もしどこかのチームからオファーがあれば、ぜひ再起を果たしてほしいと思います。
今、リバプールにはトレント・アレクサンダー=アーノルドという途轍もない若手プレイヤーがいます。
ジョー・ゴメスも右サイドをこなせる。
どう見ても、ナサニエル・クラインには難しい状況が揃ってしまいました。
辛い思いはいたしますが、まだまだ第一線で活躍をしてほしいし、来シーズンこそは元気にプレイをしてほしい。
そう願いつつ、ナサニエル・クラインの幸せを祈りたいと思います。