今日は、5月25日。
個人的には、この日を祝日にしたいくらいです。
国民の祝日というわけにはいかないので、リバプールファンのための祝日にくらいには思っていますよ。
今から17年前の今日、2005年5月25日のこと、後世まで長く語り継がれるフットボールの名勝負が展開されました。
人々はそれを『イスタンブールの奇跡』と呼びます。
リバプールファンの皆さんの中には、この試合をきっかけにしてリバプールを好きになった!という方々もいらっしゃることと思います。
まさに劇的なドラマでした。
チャンピオンズリーグ決勝。
対戦カードはリバプール対ACミラン。
イスタンブールの奇跡については、多くの皆様がご存知でしょうし、私も何度となく書いていますので、細かいことは控えますが、決勝戦でファーストハーフのうちに、リバプールは3点のビハインドとなります。
もう試合は決まったか・・・と思った人も多かったはず。
誰より、ミランの選手達が、そう考えていた節があります。
しかし、セカンドハーフに入り、リバプールは猛反撃に出ます。
反撃の狼煙をあげたのは、スティービーのヘッドでした。
それでもまだ2点差はあったものの、勢いはリバプールへと向いた。
その後もリバプールは2点を決め、3-3のスコアに持ち込むことに成功します。
結果、PK戦を制したリバプールがヨーロッパ・チャンピオンに。
リバプールファンにとっては、忘れられない日となりました。
生涯忘れられない日だと言ってもいいほどに・・・。
リバプールに新たな歴史、新しいページを加えたレジェンド達。
勝負強いスティービーが、まさに絶頂期を迎えようとしていた時期のこと。
さて、イスタンブールの奇跡でチャンピオンズリーグ優勝を果たしたリバプールでしたが、その後はずっとタイトルから遠ざかっていました。
そこに、ドイツ人監督が登場。
準決勝でバルセロナから劇的な勝利をおさめて決勝へ。
決勝では、トッテナムに勝利しヨーロッパチャンピオンに!
そしてまた、今週末にはレアル・マドリードとの決勝戦を迎えるリバプール。
ユルゲン・クロップ体制下、一度リバプールは、チャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリードと対戦をしていますが、その際には準優勝。
いろいろなアクシデントもありましたが、今のリバプールは、あのときのチームとは違う。
何より、大多数のプレイヤー達が、ヨーロッパチャンピオンを経験している強みがあります。
イスタンブールの奇跡は、あまりにもドラマティックなものでした。
リバプールファン冥利に尽きるというものですが、レアル・マドリード戦では、リバプールらしく戦って、普通に勝ちましょうね。
今シーズンのフィナーレを告げる一戦が近づいて来ました。