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ジェイムズ・ミルナーとジョエル・マティプの負傷状況について

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James Milner


グディソンパークでのエバートン戦は、スコアレスドローという結果でした。
勿論、勝ち点3が欲しかったのは言うまでもありませんが、負けたわけではないし、次以降の試合で取り返せばいい。
私が心配をしているのは、この試合で2人の負傷者が出てしまったことです。

今後、過密日程で試合が組まれている中、絶対に避けたいことは負傷者を出すことですからね。
しかも、リバプールにとっては手薄とも言える左サイドバックをこなせる選手が怪我を負うのは、実際痛い。
センターバックについても、もしかしたら、今後もファン・ダイクが休めないという状況に陥る可能性もあります。

エバートン戦で怪我を負ったのはジェイムズ・ミルナーとジョエル・マティプ。
ミルナーは、ファーストハーフ終了間際にピッチを去り、マティプは70分をまわったところで痛みを訴え、ピッチに座り込んでしまいました。



この2人の状況について、試合後ユルゲン・クロップ監督がプレスに説明をしており、そのことをLFCも公式に伝えています。
いかんせん、試合が終わった直後のコメントですので、当然詳しいことは分かっていませんが、シリアスでないことを願っているとユルゲン・クロップ監督は話しており、今後リバプールのメディカル・チームによって、更なる評価を受けることになる旨の発言があったところです。

結論から書きますと、ミルナーについては、ハムストリングに違和感を覚えたもので、以前にも経験したことのあるものだった模様。
マティプですが、リシャルリソンにチャレンジした際に足の先、親指あたりを痛めていたようです。

Jürgen Klopp
ミリーは、ハムストリングにちょっとした違和感が生じたものだ。
ただ、以前にもあったことだからね。
ミリーは、滅多に怪我をしないし、シリアスなものでないことを願うよ。
彼は、それを感じた時に懸命な判断をした。
それが適切なタイミングだったこと願うばかりだ。
多分、水曜日は無理だろうが、その後には希望を持っているよ。
ジョエルはアンラッキーだったね。
私達は、迅速な決断を求められていた。
リシャルリソンと対峙した場面でそれに襲われたものだ。
彼は、痛めた部位を曲げたり、伸ばしたりもし、あるいは足の親指をもそうしていたんだ。
ほとんどの人が、したことがないものだと思うよ。
それは、実に痛みを伴っていたしね。
ただ、上手く行けば、痛みはおさまってくることだろう。
そのとき、私達はよく見て行く必要がある。
私は、深刻な事態でなかったことを祈っているよ。
しかし、今の段階では、私にはまだ分からない。

大事を取って、アンディ・ロバートソンをベンチから外したリバプール。
これは、ミリーがいるからこそ可能となったこと。
そのミリーまでもが怪我をしてしまった。
やはり、以前から言われているように、本職の左サイドバックを獲得すべきなのかもしれません。

特に、来シーズンのリバプールは、間違いなく目標としてプレミアリーグとチャンピオンズリーグで優勝を飾り、少なくとも2冠を目指すはず。
それを実現するためには、同じポジションに最低2人のタレントが必要かと思います。

マティプについては、試合開始早々から良い動き、優れたフィードを見せており、調子が良さそうだっただけに、非常に残念です。
リバプールの課題として、前にも少し触れましたが、どうしてもファン・ダイクにかかる負担が重くなっている部分があります。
これでマティプの離脱が長引いた場合、センターバックのターンオーバーに支障が生じる。

まず、シリアスなものでないことを祈りつつ、出来れば早い段階でリーグ優勝を決めて、若手の抜擢を図るというのも乗り切る一案かもしれません。
ミリーは、どんなポジションでもこなしてくれる鉄人であり、このベテランが怪我をしたとき、リバプールは非常に厳しくなる。
やはり、万が一の備えはしっかりとしておきたいですね。

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