ジェイムズ・ミルナーが、イングランド代表からの引退を示唆しているという記事は、以前もこの場でご紹介したところですが、やはりその気持ちが変わることはなく、FAから代表引退の発表がなされました。
まずもって、ミルナーには、本当におつかれさまでした!と言いたいし、仕事人としてのキャリアに拍手を送りたいと思います。
ミルナーとしても、いろいろ考えた末での決断だったことと察します。
まず、伏線だと思われるのは、ユーロ2016本大会において、ほとんど起用されない状況を過ごしてきたということがあげられるかと思います。
また、イングランド代表は、サム・アラダイス監督が新たに就任し、チームづくりも基本から再構築していく時期。
それらをミルナーなりに、よくよく考えた上でのことかと思います。
ミルナーは、イングランド代表では61キャップを記録しています。
素晴らしいもの、誇ってよいものだと思います。
ミルナーは、TheFA.comにおいて、次のように語っています。
「話し合いの時間を取ってくれたサム(アラダイス)に感謝したい」
「人として、しっかり向かい合い、イングランドの未来における私の役割について、話し合いをしてくれたことに感謝しているよ」
ミルナーが、イングランド代表にデビューを果たしたのは、2009年の8月で、以来2度のワールドカップ、2度のユーロに出場を果たしてきました。
改めて、ミルナーにおつかれさま!と言いたいし、これからはリバプールのために、持てる力を注入してほしいと思います。