熱い男、ジェイミー・キャラガー。
現役時代の勇姿が思い出されます。
今のリバプールは、キャラガーが在籍していた当時と比べると、だいぶメンバーも代わっていますが、ダニエル・スタリッジはキャラガーとチームメイトとしてのプレイ経験を持っています。
キャラガーは、そのチームメイトがリバプールのメイン・ストライカーのポジションに返り咲くためには、ロベルト・フィルミーノから学ぶ必要があるという趣旨の発言をしています。
おそらく、キャラガーなりに今シーズンのスタリッジの状況を見て、心配もしているのでしょう。
ある意味、先輩からのアドバイスと受けとめたほうが良いかもしれません。
ここでは、キャラガーがESPNへ向けて語った言葉の一部、その要旨をお伝えしてみたいと思います。
(JC)
現時点においてユルゲン・クロップは攻撃のセンターにはロベルト・フィルミーノを起用することを描いていることだろう。
ダニエルにとっての問題は、今はストライカーは1人という形でプレイをしていることだ。
昨シーズンは、2人でプレイしていたからね。
だから、どうしたら上手くプレイできるか?をよく考えて、取り組んでいかなければいけないね。
フィルミーノが何をしているのか?何をしていないのか?を見て、学ぶんだ。
あらゆる監督は、異なるものの見方をするものなんだ。
今現在においては、ユルゲン・クロップは1人(ストライカー)でやっていくよ。
リバプールにとって、ダニエル・スタリッジの決定率は抜群だよ!
これまでリバプールに在籍した偉大なストライカーの中に入るほどだ。
我々は、彼には出来ると思っているよ。
キャラガーとしては、スタリッジに関して最大限の賛辞を送っているようにも見えます。
これまでリバプールに在籍してきた偉大なるストライカーの中に入るほどだとまで言い切るキャラガー。
ただ、スタリッジはツートップのほうが機能する・・・という説は、以前からありましたね。
それが最も顕著に出たのが、ルイス・スアレスとのコンビネーションだったと思います。
それを踏まえてキャラガーは、ユルゲン・クロップが描いているものを理解し、考え、それに適応できるように学べと言っています。
これは、なぜフィルミーノが重用されているのか?をしっかり直視しろ!という激励かもしれません。
スタリッジが復活すれば、リバプールにとっては大きな武器となります。
おそらく、キャラガーもその日を待っていることでしょう。
リバプールのストライカー。
ここにおけるポジション争いは、シーズン前に予想した以上に激しくなっていきそうですね。