リーグ・アンのスタッド・レンヌからリバプールに加入することになったジェレミー・ジャケ。
どれほど多くのファンが、彼がやって来る日を待ちわびたことか。
それくらい大きな期待を担った超新星ですね。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});そのジェレミー・ジャケについて、LFCがいわゆる「知っておきたいこと」という内容の記事をあげていますので、私はといえば、憧れの存在がチームメイトになる!という部分にスポットを当てながら少し触れてみたいと思います。
憧れの存在からチームメイトへと
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});ジャケは長年憧れてきた選手を、これからはチームメイトと呼ぶことになります。
フランスの世代別代表でもプレーしてきたジャケは、成長過程で最も研究してきたセンターバックとして、たびたびリバプールのキャプテンであるフィルジル・ファン・ダイクの名前を挙げてきたのです。
そして今、そのファン・ダイクとドレッシングルームを共有することになるジャケは、オランダ代表DFからできる限り多くを吸収したいと考えているそうです。
ジャケは言います。
「できるだけ高みを目指したいなら、彼(ファン・ダイク)の中にどっぷり浸かる必要があるよ」
リバプールのようなクラブでプレーすることが夢だった 晴れてお披露目されたジェレミー・ジャケ
ジャケが選んだ道
レンヌの下部組織からリバプール入りを果たすまでの道のりは、ジャケ自身が加速させたものでもあったといいます。
2024年1月にレンヌでトップチームデビューを果たした後、さらなる経験を積むため、ジャケはフランスのクレルモン・フットへの12か月間のローン移籍を選択。
しかし、その契約は2025年の年明けに途中終了となりました。
保有元のレンヌが、彼の明らかな才能を自ら活用したいと考えたためでした。
ジャケは『L'Equipe』紙に対し、次のように振り返っています。
「レンヌに残って出場機会がほとんどない状況を受け入れるか、それとも新しい世界に飛び込むかの二択だった」
「僕はピッチに立つ時間を選んだ。そして、その選択は報われたよ」
U-19ユーロで輝きを放ったジャケ
ジャケは、2024年夏に北アイルランドで開催されたU-19ユーロで、その豊かな才能を存分に示しました。
フランス代表のレギュラーとして決勝進出に貢献し、チームはスペインに敗れて準優勝に終わったものの、グループステージではPKから決勝ゴールも記録していたそうです。
その活躍が評価され、ジャケは大会の公式ベストイレブン(Team of the Tournament)にも選出されたといいますから、光を放っていたことは間違いありませんね。
空中戦の強さと優れたパサー
2025-26シーズンのリーグ・アンでは19試合に出場し、ジャケは1試合平均あたりの空中戦勝率でリーグ3位となる75.5%を記録しました。
また、地上戦でのデュエル勝率でも62%を記録し、この部門ではリーグ全体でトップ20入りを果たすとともに、レンヌではチーム内2位の数字を残すという存在感を示しました。
Optaのデータによると、ジャケは90分あたり4.9回のクリアを記録し、ボール奪取数も90分平均4.14回を数えるという優れたデータも残しています。
一方でジャケは、冷静で優れたパサーだとの評価を得ています。
Optaの統計は、ジャケのボール扱いの巧みさも示しています。
2025-26シーズンのリーグ・アンでは、1,076本中973本のパスを成功させ、成功率は90.4%を記録しているのですから、心強い限り。
ジャケは、自身について次のように語っています。
「ボールを持っている時は落ち着いている。少し飄々として見えるかもしれないけれど、しっかりと集中しているよ」
「自分を特徴づけるのは、後方からうまくビルドアップし、的確なパスで相手のラインを破ることだと思う」
ミッドフィールダーからのコンバート
センターバックとしての才能を高く評価されるジャケですが、もともとはミッドフィールダーだったそうです。
足元の技術がしっかりとしている要因は、ここにあるのかもしれませんね。
彼が憧れていたのは、フランス代表としてワールドカップ制覇を経験したポール・ポグバだったそうです。
「彼のような選手になりたかったんだ」
しかし、レンヌのスカウト陣は別の考えを持っていたそうで、最初は乗り気ではなかったジャケを説得し、彼の将来は最終ラインにあると考えたのだそうです。
当時を振り返ってジャケはこう言います。
「彼らの判断は正しかった」
「彼らの方が、僕よりもよく分かっていたんだよね」
コナテから引き継ぐパリの系譜
リバプールでモンスター級の活躍をしたセンターバックのイブラヒマ・コナテ。
くしくもジャケは、パリ出身のセンターバックとして、その系譜を引き継ぐことになりました。
それ以前にはパリ出身のセンターバックとしてサコーもいましたね。
既にリバプールの歴史を学び始めているジャケ
リバプールのプレイヤーとして初めて行った公式インタビューの中で、ジャケはすでにリバプールでの生活やクラブの歴史について学び始めていることを明かしています。
「たくさんの動画を見たよ。特に最近のものをね。クラブのYouTubeチャンネルの動画を中心に見ているんだ」
「クラブの様子やトレーニング、クラブの歴史について知ろうとしているところなんだ。まだすべてを理解しているわけではないけれど、これからしっかり学んでいくつもりだよ」
ジャケのInstagram
ジャケはInstagramをやっているそうで、LFCは「彼をフォローしてはどうだろう!」と記してもいました。
「@j.jacquet97」
おそらくですが、リバプール加入ということで、フォロワーが爆発的に増えることでしょう。
KOPとのあたたかい交流をしてほしいですね。
レオーニと共にリバプールの次世代を担うCB
リバプールの若手センターバックといえば、ジョヴァンニ・レオーニを忘れるわけにはいきません。
やがてジャケとレオーニがリバプールの最終ラインを揃って支える日が来るのか。
まず、ジャケがずっと研究し憧れ続けて来たというファン・ダイクが現役で隣にいますので、貪欲に吸収してほしいと思います。
ファン・ダイクから学ぶことで、やがて世界トップクラスのセンターバックと呼ばれる日が来る!
私は、そう信じたいと思います。