今年の夏で、リバプールとの契約が切れるジェローム・シンクレアですが、リバプールとの契約延長は暗礁に乗り上げ、移籍が濃厚と言われています。
その行き先は、ワトフォードが有力だとされてきましたが、クリスタルパレスとウェストブロムもシンクレア獲得を欲しているようです。
シンクレアは、リバプールのアンダーカテゴリーにおいて、結構ゴールも決めているし、本来ならもう少し辛抱してリバプールでがんばってほしいところですが、流れ的には移籍の可能性が高そうです。
代理人問題などで、多少ネガティブな印象を受けてしまったシンクレアですが、やはりトップリーグでの出場機会を欲しているのだろうし、シンクレア自身がリバプールに残る意思がないならば、放出もやむを得ないかもしれませんね。
ところで、この夏で契約が切れる若手は、シンクレアだけではありません。
リバプールっ子のジョーダン・ロシターもその一人。
新戦力の補強も勿論大切ですが、現有戦力の契約延長に関しても、リバプールとしては適切な時期に決めていきたいですね。
シンクレアは、まだ若いだけに、伸びしろは沢山あることでしょう。
仮に、他のプレミアリーグのチームへと移っていった場合、その才能を開花させることが出来れば、移籍するという判断は正しかったということに。
ただ、リバプールで育って来た若手が、チームを離れていくことには、一抹の寂しさも覚えます。
とはいえ、フットボーラーとしては、試合に出場してこその世界ですから、新天地を求めることで、重用されるならば、引き留めることも難しそうです。
来る人あれば去る人ありですね。
これまでの推移を見ていると、シンクレアが来シーズンもリバプールのユニフォームを着ている可能性は、非常に低くなった。
そんな印象を受けております。