フットボール界は現在、ユーロがクライマックスに差し掛かっていますが、移籍市場の解禁も目の前に近づいてきました。
多くのファンの関心はといえば、もちろん新しい戦力として誰が来るのか!?にあるわけですが、リバプールから去っていくプレイヤーのことにも留意しなければなりません。
昨シーズンのフィット感や各種報道等を総合的に勘案した場合、クリスティアン・ベンテケの移籍は、かなり可能性が高そうですが、ミッドフィールダーにおいては、ルーカス・レイバ、そしてジョー・アレンがどうなるのか?という点が注目されるかと思います。
ファンとしての感情という意味では、ルーカスにもアレンにもリバプールへ残ってほしい。
少なくとも、私はそう思っています。
ただ、強いチームになるために、たとえば今後まだミッドフィールダーの補強が敢行された場合には、特にジョー・アレンの処遇は大きな注目点になりそうだと思います。
ジョー・アレンとリバプールの契約は来年の夏までで、現時点では契約延長はなされていません。
もちろん、ジョー・アレンがユーロに参加中ということもありますが、まだまだ不確定要素をはらんでいると考えられます。
そのジョー・アレンに関し、もしリバプールから放出する場合には、移籍金は£14mに設定されていると、Daily MailやMirrorが報じています。
ジョー・アレンの移籍金については、以前にも記事になったことがありますが、その際よりも高値になっていることに気づきます。
これは、ウェールズ代表の主力として、ユーロで活躍していることが、ジョー・アレンの価値を高めているとされているし、実際そうなのでしょう。
私は、ユーロの今大会において、ウェールズは本当によくやっていると思います。
もちろんガレス・ベイルというスーパースターが一人いますが、チームの総合力と団結力が、ウェールズを強いチームに仕立て上げたと思えるのです。
その中核の一人として、ジョー・アレンがいる。
ユーロで、ジョー・アレンが輝き、評価を高めたことから、リバプールとしては、ジョー・アレンの移籍市場における需要が増すとも考えているようです。
結果的にどうなるか?は、公式に決まってみないと分かりませんが、今後もしリバプールが、新たなミッドフィールダーを更に獲得した場合には、かなりジョー・アレンの放出説も濃くなるように思います。
あとは、もちろんジョー・アレン自身の気持ちも大切ですね。
この件に関しては、今後の成り行きを冷静に見守っていきたいと、私としては思っています。