プレシーズンマッチを重ねて来ているリバプールですが、プレミアリーグ開幕までに残しているのは4試合となりました。
インターナショナル・チャンピオンズカップでのマンチェスター・シティ戦、マンチェスター・ユナイテッド戦。
それが終わると、フレンドリーマッチとして、ナポリ、トリノとの試合が控えています。
今回は、ジョー・ゴメスについて若干触れてみたいのですが、あくまで個人的には、ジョー・ゴメスがプレミアリーグの開幕戦で、センターバックとしてスタメンで出て来る可能性は結構高いと思っています。
リバプールのセンターバックについては、人数としては揃っていると言っていいと思います。
ファーストチームのメンバーに限ってあげてみれば、ファン・ダイク、デヤン・ロブレン、ジョエル・マティプ、ラグナル・クラヴァンがいます。
そこに、若手のジョー・ゴメスが加われば、5人を擁することに。
ただ、揺るがぬ不動のセンターバックといえば、やはりファン・ダイクであり、そのパートナーを誰が務めるか!が、課題といえば課題だとも思います。
デヤン・ロブレンについては、ワールドカップで活躍をしたものの、決勝まで行ったため、開幕戦までに新チームにフィットするのは、なかなか難しいでしょう。
ジョエル・マティプに関しては、開幕戦までには怪我から回復されると言われていますが、それでもフルコンディションではないだろうし、プレシーズンマッチも数試合は欠場が予想されます。
ラグナル・クラヴァンは、人格者であり経験豊富ですが、プレミアリーグのタイトルを狙うチームのレギュラーとしては、年齢的にも厳しいかと。
となると、伸びしろのあるジョー・ゴメスに期待をしてしまう自分がいます。
現在リバプールは、右サイドバックの中心として、ナサニエル・クラインを起用しています。
それは当然だと思いますが、ナサニエル・クラインをベンチに下げる際、ジョー・ゴメスが右サイドバックを担当するシーンも見受けられます。
ここは割り切って、ジョー・ゴメスに、少しでも多くの時間をセンターバックでプレイさせたほうがいいのではないか?
私としては、そう思っております。
右サイドバックについては、いずれトレント・アレクサンダー=アーノルドも戻ってくるわけだし、ナサニエル・クラインを休ませるときには、アカデミーからの抜擢でもいいように感じます。
出来れば、ジョー・ゴメスがファン・ダイクと一緒にプレイをする時間を増やしたいですね。
これは、あくまで、私の個人的な考えですので、残った4試合で、ユルゲン・クロップ監督が、どんなプランで試合に臨むのかを注目してみたいと思います。
一部メディアの見解では、リバプールはディフェンスに補強を考えていない・・・という説もあり、だとすれば、尚更ジョー・ゴメスにかかる期待は高まるのではないでしょうか。
ただ、移籍、補強の話ばかりは、市場の窓が閉じるまで、何が起こるか分からないし、まだまだ目が離せない日々が続きそうですね。
それはそれとして、トレント・アレクサンダー=アーノルドも大きく成長したことだし、そろそろジョー・ゴメスをセンターバックとして、本格的に育てる時期に来ているように思います。