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代表に参加しないことはジョエル・マティプ自身が決めた(ユルゲン・クロップ記者会見)

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ウェストハム戦を控えたユルゲン・クロップの記者会見が行われ、その席でジョエル・マティプのカメルーン代表に関する話題も出ています。
事前に情報が流れていたとおり、ジョエル・マティプは代表参加を見送り、リバプールに残ることを決めているそうで、ユルゲン・クロップは、「私達にとっては良いニュースだ」としています。

ここでは、ユルゲン・クロップが記者会見で話したことのごく一部ですが、簡潔にご紹介をしたいと思います。

(Jürgen Klopp)
私達は、数週間前に既にこの話をしていたから、私としては、このニュースに驚いてはいないよ。(ジョエル・マティプの代表不参加について)

もちろん、私は嬉しく思っているよ。
それは間違いない。

しかし、こういったことは、プレイヤー自身が決めることであって、クラブは何も出来ないからね。
ただ、ジョエルの場合は、ちょっと異なる部分があるんだ。
彼はドイツで育ったからね。
こういう例は、他にも何人かいるだろう。

だから、今回のことは、彼自身が決めたことであり、私達にとっては嬉しいことだ。

ジョエルは、素晴らしいプレイヤーだよ。
しかし私達のチームには、リュック(ルーカス)、デヤン、ラグナルもいるし、将来性のあるジョー・ゴメスもいる。
彼等は、本当に素晴らしいフットボーラーであり、リバプールのために、いい仕事をしてくれているよ。
実際、彼等は既にやってきたしね。

最終的にプレイヤーが決めたことであれば、私は何もしたりしないよ。

アフリカ・ネイションズ・カップに参加しないことは、ジョエル・マティプ自身が決めたことであり、ユルゲン・クロップとしては歓迎する。
ただし、他のセンターバック達も素晴らしい仕事をしており、もしジョエル・マティプが代表へ行きたいと言えば、止めたりしない。
そんなことをユルゲン・クロップは言っているのだと思います。

ジョエル・マティプを貴重な戦力だとし、リバプールに残ることを歓ぶと同時に、他のプレイヤー達のプライドも守った。
それが、ユルゲン・クロップの記者会見だったと思います。

やはり、私も何度か触れさせていただきましたが、ジョエル・マティプの場合は、ドイツ代表にいてもおかしくない生い立ちでもあり、生粋のアフリカ人プレイヤーとは、ちょっと感覚が異なるのかもしれませんね。

いずれにしても、ユルゲン・クロップが、記者会見の場で、ジョエル・マティプが残ることを語ったことで、センターバックに関しては、人数的には揃った状態で、1月の移籍市場を迎えることとなりそうです。
やはり、ファン・ダイクを獲るよりも、別のポジションに重点を置いていると捉えたほうが妥当かもしれません。

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