2-1で勝利を飾った対ウェストブロム戦ですが、戦前からある程度予想が出来たように、ウェストブロムはラインを下げてディフェンスに人数をかけてきました。
こういった試合でゴールを決めるのは、決して簡単なことではありませんが、サディオ・マネとフィリペ・コウチーニョが鮮やかにゴールをこじ開けてみせました。
この試合後におけるジョエル・マティプのコメントをエコーが掲載しておりますので、その一部についてご紹介してみたいと思います。
マティプは、特にコウチーニョの素晴らしさに言及しており、トレーニングで一緒にやっていても、コウチーニョを止めることは非常に難しいものだとしています。
(JM)
トレーニングでフィリペと1対1でやるというのは、試合で見てもらったとおりだよ。
彼に対応することは、非常に難しいんだ。
ボールを持った彼は、本当に素晴らしいよ!
ものすごく素晴らしいことをやってのけるんだ。
ウェストブロムのようなチームと対戦するのは難しいものだけど、ぼく達は勝った。
ぼく達は、こういったタイプの試合での戦い方も知っているよ。
すべてのボールに対してファイトしないとね!
3ポイントが取れてハッピーさ。
チームメイト達が、ぼくを助けてくれているんだ。
残り10分までは、とても上手くやれていたね。
その後もぼく達は、ゴールを守らなければいけなかった。
ドイツでは、こういった試合はあまりないね。
でも、昨シーズンでは、2試合ほど似たような試合があったかな。
ボールを高く蹴り上げてくるようなね。
ダルムシュタットが、似たようなやり方をしていたよ。
こういったチームと戦うときには、いつもとは違ったタイプの試合になってしまうものなんだ。
だけど、ウェストブロムのやり方をリスペクトしないとね。
ディフェンダーとしては、もちろんクリーンシートで終えたいものだよ。
だけど、一番大切なのは勝つことだ。
失点を喫してしまったから、ぼくとしては満足はできない。
ぼく達は上手く守れていたよ。
でも、彼等がセットプレイに優れていることが分かっていたからね。
ぼく達は改善していけるし、次こそはゴールを許さないようにしたいね。
トレーニングで改善に取り組んでいるし、よりよくなっていかないとね。
マティプが言うように、ディフェンダーにとってはクリーンシートで終えることこそが、仕事を完遂した!という実感につながるのだと思います。
ウェストブロム戦の反省をいかし、次の試合ではぜひとも無失点に抑えておきたいですね。
ウェストブロム戦のスコアは、2-1でしたが、ベン・フォスターのグッドセーブも何度となくあり、本来ならばリバプールが4点、5点とリードしてもおかしくない試合だったとは思います。
攻撃陣に関しては、かなり円熟してきたリバプール。
あとは、最終ラインのディフェンス、特にセットプレイへの備えを万全にすれば、かなり強力なチームが完成することでしょう。
ある意味、課題がはっきりしているのですから、あとはトレーニングと実戦で、日々改善していくことが重要でありましょう。
まずは、次の試合において、クリーンシートを達成し、気持ちよく勝ち進んでいきたいですね。