リバプールのキャプテンとしてリーダーシップを発揮しているジョーダン・ヘンダーソン。
彼のキャプテンシーについては、非常に多くのチームメイトが賞讃の声をあげていますね。
ピッチの内外を問わず、ヘンドはリーダーであると。
さて、今年はワールドカップイヤーであり、リバプールファンであったとしてもヘンドにとって最後のワールドカップになるだろうと考えている人々が多いのではないでしょうか。
何を隠そう、私自身が、ヘンドにとってイングランド代表として最高の状態で臨めるラストチャンスだと思っています。
無論、年齢的なことを考えた場合にです。
しかし、ヘンド自身の考えは、まったく違うようです。
端的に言えば、イングランド代表を引退することなど考えてもいないと。
必要とされれば、いつでもイングランドのために戦う意思を示したそうです。
このことはDAYLY STARが報じており、そこではヘンドの言葉が紹介されています。
ヘンドは、自分のフィジカルについても、まだまだ自信を持っていることが伝わって来ます。
Jordan Henderson
子どもの頃の夢のひとつは、イングランドでプレイをすることだったよ。
それが、私の一番大きな夢だったんだ。
それは決して変わることなく、出来るだけ長くやりたいし、自分の役割を果たしたい。
時間が経つにつれ、私は多くの経験も積んで来たよ。
それでも、イングランドのシャツを着たときの興奮はまったく変わらないんだ。
36歳、37歳でも代表でやっているプレイヤー達はいるよね。
だから、フィジカルをどう感じているかに依存するんだと思うよ。
私のフィーリングは、とてもいいんだ。
昨シーズン、ヨーロッパの誰よりも多くの試合に出場したと思っている。
フィジカル的に問題はないし、ここイングランドでプレイが出来ることは、今でもエキサイティングな気分だよ。
もし、そうでないならば、私は間違いなく(引退を)考えていたと思う。
呼ばれるときは、いつだってわくわくするんだ。
私はここにいて、チームの助けになれることを示したい。
それが変わらない限り、(引退について)考える必要などないんだよ。
リバプールでのヘンドは、ハムストリングを痛め、治療、リハビリ中でした。
しかし、当初言われていたよりは早く復帰できそうだとの話が出ていたわけですが、私は、まさか今回の代表に参加するとは想像だにしていませんでした。
これも、ヘンドの強い気持ちがあったからでしょうか。
鉄人と呼ばれるジェイムズ・ミルナーは、自分のキャリアを一日でも長くするために、早い段階でイングランド代表から身を引きました。
ヘンドは、また違う道を歩こうとしているようですね。
イングランドの場合には、優秀、有能な若手が沢山出て来ており、ポジション争いという意味でいえば、今後ますます激しくなることでしょう。
ただ、これは推測ですが、ヘンドは何もスタメン、レギュラーにこわだっているのではないのかもしれません。
スリーライオンズにかけるヘンドの気持ちを垣間見た思いがいたします。
今回の代表追加招集は、ちょっと無謀にも感じていた私ですが、であるならば、ヘンドらしく誇り高く戦って来てほしいと思います。