ロシアワールドカップでは、イングランド代表として奮闘し、ベスト4進出に貢献をしたジョーダン・ヘンダーソン。
メルウッドへ帰って来たのは、日曜日のことでした。
そのヘンドについて、ユルゲン・クロップが語っており、「我々にとって重要な存在だ」という趣旨の発言をしています。
リバプールは、この夏での新戦力として、ファビーニョ、ナビ・ケイタを迎えていますが、それでもヘンドの重要性は変わらないという見解をユルゲン・クロップ監督が述べたものだと思います。
一方、その言葉のニュアンスからすると、新シーズンは、複数のポジションでのプレイにも期待をしているようです。
これは、ユルゲン・クロップ監督がエコーへ向けて語ったもので、この場では、その一部ですが、私なりにまとめてみたいと思います。
(Jürgen Klopp)
ヘンドは、私達にとって、非常に重要だよ。
プレイヤーとしてだけではなく、人物として、リーダーとしてもね。
メンバー達に、特別なスピリットをもたらすものとして、ヘンドやミリー(ジェイムズ・ミルナー)のようなプレイヤーを必要としているんだ。
ヘンドに関して、何も疑う余地などないんだ。
彼は、彼自身のために、新しいポジションを学ぶ必要があった。
私は今でもバーンリーとの試合を憶えているよ。(2016年8月の試合)
80パーセントのポゼッションをしたにも関わらず、私達は2-0で敗れてしまった。
試合後、私が彼に訊いたことは、6番としてプレイ出来るか?ということだった。
彼には出来るし、彼はやるだろう。
彼は学び、改善をする必要があったんだ。
まさに、それこそ彼がやったことだよ。
彼はまだ、8番としてもプレイ出来るし、試合によっては6番でプレイさせることも出来た。
ファビーニョは、8番としてもその他の役割でもプレイをすることが出来る。
それらは、ポジティブなことだよ。
もし、ひとつのラインアップで固めてしまえば、病気などで欠いてしまったとき、悪い方向へ行ってしまう。
そんなことになったら、私達にはノー・チャンスだからね。
以前、私なりにも書かせていただきましたが、新シーズンにおけるヘンドは、アンカー固定ということではなく、試合によっては、異なるポジションで起用されるケースも出てきそうですね
元々ヘンドは、一列前でプレイをしてきた経験も持っており、そのへんは心配いらないと思います。
努力の人だけに、監督から与えられたミッションは、実直にこなすことでしょう。
ピッチ内外でのリーダーとして、ユルゲン・クロップ監督から信頼を寄せられているヘンド。
今シーズンは、また新しいチャレンジの年となりそうです。
ヘンドならば、その期待にこたえて見せることでしょう。