皆様、ご存知のとおり、ロシアワールドカップ決勝トーナメントにおけるコロンビア対イングランド戦は、PK戦へともつれ込みました。
ワールドカップでのPK戦では、負の歴史を築いてきたイングランドですが、今回は勝ち上がりを決めることができましたね。
公平な目でみて、コロンビア5人目のキックをストップしたイングランドのゴールキーパー、ジョーダン・ピックフォードの反応と気力は見事だったと思います。
さて、リバプールファンとすれば、ジョーダン・ヘンダーソンには外してほしくない!という気持ちで、緊張もしましたね。
イングランドの3人目を努めたヘンドは、何とPK失敗。
これは、ヘンドにとっても言葉に表せない思いが一瞬に去来したことでしょう。
しかし、コロンビアの4人目、5人目が、いずれも失敗に終わったため、イングランドが勝ち上がることになったわけですが、勝利が決まった瞬間に、ヘンドが見せた姿が、非常に印象的でした。
他のメンバー達は、勝利が決まった瞬間、一気に歓喜のダッシュをしましたが、ヘンドはピッチに膝をつき、その姿から、安堵の気持ちが、よく伝わってきました。
そのヘンドですが、ジョーダン・ピックフォードに、心からの感謝をしたそうです。
ヘンドの言葉はtalksportも伝えていますが、たとえば、こんなことを言ったそうです。
「彼(ピックフォード)に感謝したよ。どれだけありがとうと言っても足りないね」
「彼には、永遠に借りができたよ」
ヘンドとピックフォード。
いまは、リバプールとエバートンというライバルチームに所属しており、言い方を変えれば同じくマージーサイド勢。
この二人ですが、お互いにサンダーランド出身で、生まれ育った家もごく近かったそうです。
お互いに、若かりし頃、サンラーランドでプレイをしており、その後ヘンドはリバプールへ、ピックフォードはエバートンへ行くこととなります。
思えば、同郷の仲間という側面もあったということですね。
PK戦は、試合で決着がつかない場合の勝ち上がりを決める手段だし、チームメイト全員の協力が必要ですね。
一方、これはジョークも交えてですが、リバプールが試合をするときには、ヘンド以外にPKを蹴らしましょう(#^.^#)
兎にも角にも、イングランドが勝ち上がったことで、ヘンドも救われたことでしょう。