スティーブン・ジェラードからリバプールのキャプテンという大役を引き継いだジョーダン・ヘンダーソン。
偉大な先輩の後だけに大変だったと思いますが、最近は特にキャプテンらしさが際だってきたように思います。
ヘンドにとって最も適したポジションはどこか?という点に関しては、多々議論がありますが、今シーズンにおける中盤の底の役割を見事に会得したようにも感じるところです。
そのヘンドですが、先日のウェストブロム戦で通算5枚目のイエローカードを受けており、1試合の出場停止が課されます。
ただ、幸いと言っていいのか、今週はリーグカップのトッテナム戦があり、そこで出場停止が消化されるため、週末のプレミアリーグではプレイ可能となります。
エコーの読みでは、ユルゲン・クロップはトッテナム戦において、メンバーの入れ替えを行う考えがあるともされており、ヘンドに関しては週末に備えた休養とポジティブに捉えればよいかなと。
現状としては、エムレ・チャンの出場時間がまだ不足していることもあり、本来のポジションであるアンカーを任すという手もあるかと思います。
さて、ヘンドのことに話を戻すと、私としては開幕戦あたりは、若干の不安も持っていました。
ヘンドの良さを出すには、もう一列前がいいのではないかとも思ったり。
ただ、最近のプレイぶりを見ていると、ヘンドなりの中盤の底におけるスタイルを確立した感もあります。
また、ヘンドの良さが出ている背景には、アダム・ララーナとジョルジニオ・ワイナルドゥムの好調さも寄与しているようにも思います。
この3人が中盤に迫力を加えることで、前線のプレイヤー達も自由自在にポジションチェンジを敢行できる。
ヘンドの今後を考えた場合、中盤の底でやっていくという選択肢もありかなと思うようにもなりました。
リバプールの攻撃陣を見渡したとき、そのほうがヘンドにとっても活躍の場が拡がるようにも思えます。
トッテナム戦は、現地時間明日に迫ってきました。
リバプールが、どんなスタメンを組んでくるのか!が、実に興味深いし、楽しみでもあります。