ユルゲン・クロップ監督が就任し、「何もかもが新鮮だ」と語り、モチベーションを高めているジョーダン・アイブですが、ブレンダン・ロジャーズ前監督に対する感謝の気持ちを常に抱いているとしています。
思えば、アイブがプレミアリーグでデビューしたのは、あのジェイミー・キャラガーの現役ラストマッチで、ロジャーズが抜擢したものでしたしね。
若いアイブらしい、素直な気持ちかと思います。
(JI)
ブレンダンは、ぼくをファーストチームへと加えてくれて、17歳のときにデビューすることが出来たんだ。
プレミアリーグで、そんな風にしてくれる監督は、なかなかいないよね。
彼は、ぼくの成長を助けてくれたし、ここにいる他のプレイヤーに対しても同様だったよ。
彼が行ってしまうと聞いたときは、ちょっとショックだったんだ。
ダービーが終わった数時間後のことだったから、きちんとサヨナラも言えなかった。
ぼくは彼に、メッセージを送ったよ。
監督にしろ、プレイヤーにしろ、クラブを去るということも試合のひとつなんだね。
残念だけど、フットボールというものは、何も約束なんてしてくれないんだ。
何ら保証なんてものは、ないんだよ。
アイブとしては、きちんとサヨナラを言いたかったということでしょう。
いろいろ話を聞いていると、エバートンとのダービーを戦っている時点では、ブレンダン・ロジャーズ本人にも、伝えられていなかったようです。
過去の人に対して感謝の気持ちを言葉に出来るのは、潔いと思うし、アイブの若さが、いい意味で現れているコメントだと思います。
新しい監督のもと、多くのことを学び、レヴァンドフスキのようになりたい!と希望を抱くジョーダン・アイブ。
まだティーンエージャーだし、これからしっかりと正しいトレーニングを積み、経験を重ねていけば、きっと偉大なプレイヤーと呼ばれる日も来ることでしょう。