この夏で、リバプールとの契約が切れるホセ・エンリケですが、事実上クラブを去ることが決定的になった模様です。
リバプールファンの皆さんは、薄々・・・と申しますか、おそらくホセ・エンリケは来シーズンにはいないだろうと思っていらっしゃったことでしょう。
ただ、それが現実のものとして目の前に転がってきたときには、一抹の寂しさを覚える。
そんな感覚かと思います。
ホセ・エンリケがリバプールへやって来たのは、2011年8月のこと。
あれから5年の歳月が経ちました。
粘り強いディフェンスが売り物の左サイドバックでしたが、ある時期を境にして、攻撃力にも迫力を増したように思います。
思い出されるのは、あのルイス・スアレスと相性がよかったことでしょうか。
ホセ・エンリケは、現在30歳ですので、年齢的にはまだ数年やっていけると思います。
これからは、新しいチームを探すことになりますが、私が見聞きしてきた情報によれば、ホセ・エンリケを欲しがっているクラブもあるようです。
いい形で、将来が決まるといいですね。
ホセ・エンリケの場合は、出場機会がなくなったことも大きいですが、やはり週給の額が、クラブにとっても重かったのかと考えます。
また、リバプールは現在、アルベルト・モレノをファーストチョイスにしており、この夏には左サイドバックに補強を敢行する!とも言われています。
時の流れとともに、チームの顔ぶれも変わりゆき、新しい血が入ってくる。
それを考えると、ひとつのクラブで長年を過ごすことの難しさを実感しますね。
ホセ・エンリケに幸運が巡ってくることを祈ります。