レジェンド

プレイが出来た歓びを語るホセ・エンリケ

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Jose Enrique


昨日、土曜日に開催されたレンジャーズとリバプールとのレジェンドマッチ。
この試合では、いろいろ楽しい場面がありましたが、リバプールファンにとって感慨深いのは、ホセ・エンリケが元気な姿を見せたことでした。

キャリアの終盤は、原因不明の痛みに悩み、一線を退いた後に待っていたのは、難病との闘いでした。
それを克服したホセ・エンリケは、リバプールのレジェンドチーム、その一員として名を連ねるまでに。

試合前、私は正直に言って、ホセ・エンリケがピッチに立ったとしても短い時間だろうと思っていました。
しかし、ホセ・エンリケはリバプールの赤いユニフォームを着て、90分間のフル出場を果たしています。

これは事実であり、ホセ・エンリケは久しぶりのピッチの感触を得たことを心から歓んでいるようです。

試合終了後、ホセ・エンリケは、その思いをLiverpoolfc.comへ語っています。

Jose Enrique
一年前、私は頭に腫瘍があって、私は死にかけていると思っていたよ。
今、3万人の人々の前で、プレイをすることが出来た。
参加できたことに感謝し、嬉しく思うよ。
素晴らしいものだった。
難しい時期だったし、私の人生において最も困難な時期だったんだ。
もう一度、このシャツを着ることが出来た。私のクラブのね。
私は、これが自分のクラブだと感じているし、このチームで90分間のプレイをすることは、素晴らしいものだったよ。
ファーストハーフには、多くのゴールが生まれたね。
本当に良かった。
私は、90分間を心から楽しんだよ。
90分間のプレイをするのは、いつ以来かを私は思い出せない。
みんなに会えて、本当に嬉しかったし、私はプレイが出来たんだ。
引退をして、ここでファンの前でプレイをすること。
思い出があり、とっても楽しめたよ。
私は、ずっと忘れないだろう。

死をも覚悟したというホセ・エンリケ。
脳腫瘍であると公表されたときには、リバプールファンの間でも心配をする声が絶えませんでした。

レジェンドマッチでは、基本的に左サイドバックのポジションに入り、駆け上がるプレイも見せていたホセ・エンリケ。
事前に想像した以上に、とても元気な姿を見せてくれました。
ここまで回復したのは、本人の努力であり、ご家族の献身によるものでありましょう。
そして、ファンのサポートがあった。
またいつか、チャリティーマッチの機会などで、その元気な姿を見せてほしいと願います。

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