夏が来ると、フットボール界では移籍マーケットの窓が開くことになりますが、リバプールは中盤を中心に大きな補強をすると見られています。
ミッドフィールダーが、最大の関心事になることが多いわけですが、センターバックについても多々噂は出ていますね。
リバプールが狙っていると報じられるセンターバックの名前は多数にのぼります。
そのうちの1人が、アヤックス所属のユリエン・ティンバーです。
21歳と若いセンターバックですが、カタールワールドカップには、オランダ代表として出場を果たしています。
ユリエン・ティンバーといえば、ファン・ダイクが非常に高く評価しており、ファン・ダイクは、同じ年代だった自分と重ねると「彼の方が優れている」と語っていたものでした。
ファン・ダイクがユリエン・ティンバーを高く評価し、将来に期待していることは、以前この場でも取り上げました。
そのとき、ファン・ダイクが言っていたことは、次のようなものです。
彼には賞讃しかないよ。
素晴らしいプレイヤーであり、真のプロフェッショナルだ。
彼には、非常に多くの可能性があるね。
彼が、さらに成長して行けることを願っている。
私は、大丈夫だと思っているよ。
そのユリエン・ティンバーが、自身の将来についてDe Telegraafへ向けて語りました。
どんどん移籍の時が近づいているね。
多くの関心を持たれているけど、私はアヤックスと契約を結んでいるからね。
昨年のこと、アヤックスからは、少なくともあと1年は残ってほしい、契約を延長してほしいと言われたよ。
クラブ・ボーイとして、愛情をもってやって来たことだし、シーズンが終われば見直すことになるね。
いつか、その一歩を踏み出したいんだ。
それが、いつになるかは、やがて耳にすることだろうし、アヤックスとの協議の中で実現することだろう。
以前からそうですが、ユリエン・ティンバーはアヤックスに愛情を持っているものの、ステップアップを果たしたいという希望があるようですね。
彼の場合、身長は179cmであり、センターバックとしては長身とは言えません。
ただ、デュエルでは高い勝率を出しており、何よりファン・ダイクのお墨付きということもあります。
リバプールの新しいセンターバック。
いろいろ名前が出て来ますが、本命は誰なのか?
まだ、ちょっと確信が持てない状態ですが、少なくともユリエン・ティンバーをリバプールの補強部門は知っている。
そう考えた方が妥当かと思います。
もし、本当にリバプールの補強リストに名前が載っているならば、レッズには複数の現役オランダ代表がいるし、結構興味深いものになると思えます。