ヨーロッパカップ戦

ユルゲン・クロップは言った 来年もCL決勝のホテルを予約しておいてくれ!

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Jurgen Klopp

かつて、オランダ代表として西ドイツワールドカップで旋風を巻き起こしたヨハン・クライフは言いました。
「最高のチームが優勝するとは限らない」
ヨハン・クライフをメインマンにしたオランダ代表は、当時のフットボール界に斬新な戦術を導入。
それは、トータルフットボールと呼ばれ、西ドイツワールドカップで華やか且つ圧倒的な強さを見せつけました。

ただ、オランダ代表は決勝戦でホスト国である西ドイツと対戦。
準優勝に終わるという結果でした。
西ドイツの皇帝と呼ばれたフランツ・ベッケンバウアーは言いました。
「勝ったチームが一番強いんだ」

2人が言っていることは大きく矛盾していますが、私はいずれも真理ではないかと思うのです。
レアル・マドリードは、チャンピオンズリーグで優勝を果たし、ヨーロッパのチャンピオンになった。
強いチームでした。
では、総合的に見て内容面ではどうだったのか?
チームとしての総合力はどうだったのか?
リバプールは負けていなかったと私は思っています。

悔しさとか、無念さとか、様々な感情が試合直後は入り乱れていることでしょう。
泣きたいときは泣けばいい。
しかし、そこから再び立ち上がり、歩みを進めなければいけない。
リバプールには、それが出来ると私は信じています。

さて、レアル・マドリードとの試合が終わった後、ユルゲン・クロップ監督は、Sky Sportsへ向けて話をしました。
それらは、識者の方々が翻訳することでしょう。
私はといえば、ユルゲン・クロップという指揮官が放った一言で十分だ!と思っています。

ボーイズには、真の競争力があり、優れたグループだ。
彼等は、来シーズンもやって来る。(CL決勝の舞台へ)
そうさ!私達は、もう一度行くんだ!
来シーズンの場所はどこだい?
イスタンブールかい?
ホテルを予約しておいてくれ!

本当は、ユルゲン・クロップ監督だって相当に辛いはずだし、嘆きの瞬間に遭遇したはず。
しかし、私達のボスは下を向かない。
この指揮官がいる限り、リバプールは来年もやって来る。
史上最強のチームをひっさげて!
フロントも含め、もう今日から新しい挑戦です。
プレイヤー達は、しっかり休み、コンディションを整えることも大切な仕事。
プレシーズンの幕が開いたならば、無敵のリバプールが姿を見せます。
これからやって来る黄金時代のために。
より高く飛翔するために、一度腰をかがめただけなのです。

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