ユルゲン・クロップという人は、地位に固執するタイプではないと思います。
これからもリバプールの監督としてやって行く決断をしたことは、リバプールの理念なり、持っているプラン、将来構想に共鳴したことも一因になっていると、私は思います。
熱いハートをもったリバプールの指揮官は、プレイヤー達からも慕われ、「これからもリバプールに残りたい!」と願う動きも出て来るのではないでしょうか。
ところで、よく聞く言葉があります。
「ユルゲン・クロップの元で仕事がしたい!」と。
今後も長くユルゲン・クロップ監督がリバプールを率いることが決まった今、リバプールは補強面でもアドバンテージを握ったと、私は見ています。
何しろ、魅力的な人ですからね。
若手の育成にも定評がある。
ユルゲン・クロップがいるならば、リバプールへ行きたい!
そんな声があがっても不思議ではありません。
一方、ユルゲン・クロップ監督は、むやみやたらに補強をするタイプではありません。
このポジションには彼を!と、ピンポイントで連れて来ていると言っていいでしょう。
クリスマスを前に、リバプールとの契約延長を決めたリバプール。
これは、冬の移籍市場に期待をするな!と言うほうが無理な話です。
ファン心理とは、まさにそんなところがあると思います。
リバプールの経営陣も、過ぎし夏には大きな補強をしなかったことを当然理解しているだろうし、来る1月の移籍市場では、ユルゲン・クロップ監督契約延長のボーナスがあってもおかしくない。
私は、そう思います。
おそらく、ユルゲン・クロップ監督が、今後も長くリバプールの指揮を執ることが決まり、サディオ・マネなどもリバプールに残りたい!と思っているはず。
また、リバプールでプレイをすることを夢見るプレイヤー達も、その思いをより強く抱くことでしょう。
さて、1月の移籍市場が近づいて来ました。
ユルゲン・クロップ監督は、誰の獲得をリクエストしているのか。
この流れならば、フロントも最大限、ユルゲン・クロップ監督の希望を叶えようとすることでしょう。
楽しみです!