現在、公式には何ら監督に関するコメントを発していないリバプールですが、6月に入ったらクラブとブレンダン・ロジャーズが会談を持つことは決定しているようです。
ノー・アクションということは、素直に考えれば、監督続投ということになると思いますが、周囲の空気という点でいけば、ファンに対して、何らかの語りかけがないと、前へ進めないようにも思います。
地元ファンの間で、待望論が拡がっているユルゲン・クロップですが、月曜日に代理人との話し合いをもったそうで、愛着あるドルトムントを離れて、しばらくは「休養を取る」ことに決めたと発表したそうです。
クロップの行き先について、各メディアは、リバプールかシティ・・・と、考えていたようですが、クロップ側から、プレミア行きを否定するコメントを発したという解釈に取られている模様。
リバプール首脳が、ブレンダン・ロジャーズ続投で迷いがない!ならば、それもいいでしょう。
しかし、もしも・・・・新監督候補を舞台裏で探していたとするならば、またしても、後手にまわったという見方も成り立ちます。
ただ、クロップは、その発言の中で、こんな言い回しもしています。
「私は、今後何らかの働きかけがあるまでは、休むことにしたい」
これまた、実に解釈が、いろいろ出来そうな言葉・・・。
ロジャーズ続投にしても、新監督を招聘するにしても、2014-2015シーズンの精算、区切りをつけて、前を向いて進むことが、今、一番大切なことではないか?と、私は思います。
現有戦力の契約更新関係にも、兆候が見られたように、リバプール、現在のフロント体制に、やや歪みが出ているような気もいたします。
確固たる信念のもと、自信をもって、ファンに語りかけてほしいですね。
それがあって、はじめて、新シーズンへ向けて、クラブもファンも心をひとつにして、進んでいけると思うのですが。