現地時間火曜日には、チェルシー戦を控えた記者会見に臨んだユルゲン・クロップ監督。
この会見の中では、デヤン・ロブレンに対する質問も飛んでいました。
おそらく、ワトフォード戦でのパフォーマンスがあったので、記者もユルゲン・クロップ監督の見解を問い質したのだと思います。
ワトフォード戦では、本当に久しぶりに3失点を喫したリバプール。
たしかに、デヤン・ロブレンのパフォーマンスはベストではなかった。
しかし一方で、失点の責任、敗戦の原因を一人のプレイヤーに向けるのは、どうなのかな?というのが、私の率直な思いです。
よくないプレイをすれば、本人がそのことを一番分かっているだろうし、大切なのは立ち直り、次の機会には良いパフォーマンスを披露できるように改善をすることだろうと。
さて、ユルゲン・クロップ監督は、デヤン・ロブレンについて簡潔にこたえています。
「彼は、傑出したセンターバックだ」と。
おそらく、ユルゲン・クロップ監督の目から見ても、要求したいことは多々あったことでしょう。
しかし、世間に向けて、それは言わない。
そこが、ユルゲン・クロップ監督らしい一面ですね。
ワトフォード戦ですが、得点源のトロイ・ディーニーは、以前から繰り返しファン・ダイクを讃えており、最も難しい相手だと認めていました。
先日の戦いを見ると、そのディーニーは、自分がプレイする位置について、ファン・ダイクの近くを避け、デヤン・ロブレンの側にポジションを多く取っていましたね。
これは、ファン・ダイクとマッチアップすれば分が悪いということを熟知しているからこそだったと思います。
デヤン・ロブレンについては、本人も心中に期すものは沢山あったことでしょう。
この借りを返すのは、ピッチ上でしかありません。
次にチャンスが巡って来たときには、盤石のプレイを見せてほしいところです。
それこそが、ユルゲン・クロップ監督への恩返しとなるに違いありません。
あえて、私は言いたいと思います。
デヤン!がんばれ!
挽回しろ!取り戻せ!と。