先日、3月のフレンドリーマッチに臨むイングランド代表メンバーが発表され、リバプールからは5人に招集がかかりました。
その中には、ダニエル・スタリッジの名前も含まれており、リバプールファンとしては、やや不安も抱えているのは事実だと思います。
また、ジョーダン・ヘンダーソンにしても、ベストコンディションとは言えないし、心配の種ではありますが、ユーロ本大会を控えているだけに、本人としては参加したいという気持ちもあったとは思います。
リバプールのプレイヤーをあずかるユルゲン・クロップとしても、スタリッジを代表へと送り出すには、若干の心配もあることと思いますが、クロップはスタリッジの代表入りを祝福するとしています。
クラブの監督であれば、代表合流中の怪我が当然気になるし、スタリッジのように長期離脱から特別メニューを経てきたプレイヤーであれば、尚更心配もあることでしょう。
しかし、クロップという人は、自分の発言が周囲にどれだけの影響を与えるかも十分に熟知しているのでしょうね。
クロップが祝福してくれれば、スタリッジも気持ちよくイングランド代表に参加することが出来ることでしょう。
さて、そのクロップ、こんなコメントをしています。
「ダニエル・スタリッジには、何ら問題はないよ」
「彼はもう、5週間ほどトレーニングをしているし、通常のプログラムをこなしているんだ」
「すべてが良い方向へ行っているね」
前述したように、ここでクロップがネガティブな発言をすれば、周囲やスタリッジ本人にも負の影響を与えかねないことでしょう。
また、メディア対応という意味でも、クロップが取った態度は適切だったかと。
ただし、これは私見ですが、間違いなく、クロップは個別にロイ・ホジソンに対し、注意してほしい旨の申し入れをしていると思います。
イングランドは、ドイツ、そしてオランダという強豪との2連戦ですが、万が一ホジソンが、2試合ともスタリッジを起用したら、そのときには判断を疑いたいと思いますが、そんなことはない・・・と思いたいですね。
理想的には、1試合目のドイツ戦で45分間くらい試運転でプレイするくらいがよいと、私は思っています。
代表に選ばれることは、プレイヤーにとって名誉なことですが、本当に怪我なく帰って来てほしい!と、願うばかりです。