ユルゲン・クロップは、ロリス・カリウスは良いスタートを切ったと考えているようで、まだまだ改善の余地はあるが、これまでのパフォーマンスに満足していると語っています。
昨日開かれた記者経験でも、クロップはカリウスについてのコメントをほぼ冒頭にもってきており、はじめてのプレミアリーグということで、学んでいくことも多いだろうが、素晴らしいゴールキーパーであるという趣旨の発言をしていたところです。
ちょっと話がずれますが、過日ジェイミー・キャラガーも「カリウスには、もう少し時間を与えるべきだ」と語っており、まだまだプレミアリーグでのプレイ時間が短いことを考慮し、長い眼で見てあげるべきだと述べていました。
多くのプレイヤーを見てきたクロップとすれば、目先のことに惑わされることなく、プレイヤーが持っている真の実力、潜在能力をしっかりと見ているということかと思います。
そのカリウスについて、クロップは概ね次のような発言をしています。
(JK)
私達は、彼のことを長い間見てきた。
特に、ここ2シーズンにおけるブンデスリーガでのパフォーマンスは傑出していたよ。
ただ、彼はまだ若いプレイヤーだ。特にゴールキーパーとしてはね。
彼は、経験を積んで来ているところだ。
もちろん、プレミアリーグでは異なることも多々あるしね。
プレミアリーグ独特のプレイスタイルや特異なものがあるんだ。
だから、当然のことながら彼は改善していかなくてはいけないし、改善できるよ。
とはいえ、いいスタートが切れたし、すべてがいい感じで来ているね。
ごく簡単にまとめてしまえば、クロップはカリウスに対して、まだまだこれからもっと良くなる!ということを言いたいのかと思います。
改善が必要だと語っていますが、逆の見方をすれば、それだけ伸びしろが沢山残っているというようにも受け取れます。
クロップの発言を聞く限り、おそらくは今後もカリウスにプレミアリーグでの実戦経験を積ませていくことでしょう。
そうなると、シモン・ミニョレが置かれた立場は難しいものとなりそうです。
ただ、これから数年先までのリバプールを見通したとき、ゴールキーパーのファーストチョイスは、ロリス・カリウスでほぼ決まりか!とも思わせる状況になってきたように思います。
まずは、土曜日に開催されるウェストブロム戦を見てみましょうか。