今シーズンのプレミアリーグを見ると、まず、マンチェスター・シティが独走状態に入ったことが分かります。
2位以下は混戦模様ですが、最近の試合結果を見れば、リバプールが苦戦をしていることは確か。
ファンの多くが、もし来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合について心配もしていることでしょう。
そのことに対し、ユルゲン・クロップ監督が率直に語ったとMirrorが報じています。
まず、私はといえば、チャンピオンズリーグ出場権は、最後まで諦めたくない。
その上で、最終結果が出たときに、もしリバプールが出場権を逃したとしても、応援をする気持ちに何ら変わりはありません。
むしろ、より一層の力を込めてリバプールを応援することになると思います。
仲間というものは、良いときも厳しいときも共にある。
そう信じているからです。
さて、Mirrorが報じていることを、そのまま訳すつもりはなくて、ユルゲン・クロップ監督が言っている骨格だけをご紹介したいと思います。
ユルゲン・クロップ監督は、もしリバプールがチャンピオンズリーグ出場権を失ったとしても、チームは大丈夫だと述べています。
先日のチェルシー戦で、途中交代をさせられたモハメド・サラーが不満を抱いているのではないかという報道も多々あるわけですが、ユルゲン・クロップ監督は、モーは来シーズンもリバプールに残るとしています。
彼にはチームへの忠誠心があり、何ら問題はないと。
ユルゲン・クロップ監督らしいのは、もしリバプールがチャンピオンズリーグへ出場出来ないから、ここから出て行きたいという人がいれば、私はそういう人を望まないと言っていることです。
その上で、リバプールの選手達は必ず残ると。
また、オーナーのことにも触れており、オーナーはリバプールに栄冠をもたらす思いがあり、仮にチャンピオンズリーグ出場権を逃しても、トップ・プレイヤーを連れて来られるとしています。
仮定の話には答えられないという風潮が多々ありますが、むしろ率直に語ってくれたことで、もやもやは軽減されるように私は思います。
今シーズンは、新型コロナウイルスの影響を受け、ろくな準備も出来ずに本戦へと入りました。
怪我のリスクは、かなり早い段階から不安視されていたことも確か。
リバプールの場合には、あまりに顕著にそれが出てしまったわけですが、長い間には良くないことも起こるものでありましょう。
そんなときこそ、彼等に寄り添って、明日への誓いを結びたいですね。
私に言えることはひとつだけ。
がんばれ!リバプール!
ファン・ダイクが戻り、ジョー・ゴメスが帰ってくれば、後方の憂いもなくなります。
難しい時期、辛い時を共に過ごした選手達の結びつきが、より強いものになることを信じて。