9-0のスコアで、ボーンマスに圧勝を飾ったリバプールですが、この日のスタメンにはハーヴェイ・エリオットも名を連ねていました。
ハーヴェイ・エリオットは躍動しており、実に良いパフォーマンスを見せてくれたと思います。
ただひとつ心配なのは、ハーフタイムをはさんでベンチに下がり、ファビオ・カルヴァーリョと交代をしていたことでした。
ボーンマス戦でのハーヴェイ・エリオットですが、試合開始直後の3分、ルイス・ディアスが先制点を決めると、すぐさまその3分後には追加点となる鮮やかなゴールを決めていました。
また、ゴール以外のシーンでのパフォーマンスも非常に良かったですね。
心配されたのは、ファーストハーフが終わり、引き上げて来るときに、ハーヴェイ・エリオットが足を引きずっている様子が目撃されていたからです。
リバプールの負傷者リストに、また新しい名前が加わってしまうのか?
ただ、ユルゲン・クロップ監督によれば、それはないようです。
試合が終了した後、ユルゲン・クロップ監督はハーヴェイ・エリオットの状態について記者達に語っています。
その発言骨子ですが、次のようなものでした。
ハーヴェイは、何かちょっとしたことを感じていた。
他の試合であれば、彼を下げることはなかったが、5-0でリードしていたからね。(ファーストハーフの間に)
こういうときでなければ出来ないと思ったんだ。
試合終了後には、何もないよ。
評価は良好だったし、彼は完全に元気なはずだ。
現在、リバプールでは多くの負傷者が出ており、特にミッドフィールダーは選手のチョイスにおける幅がありません。
これでハーヴェイ・エリオットまで欠けてしまっては、それこそ洒落にもならないところでしたが、幸い大事には至っていないようです。
とはいえ、ハーヴェイ・エリオットがオッケーでも、控えを含めて、リバプールの選手起用にあたり、選択肢が限られていることは確かです。
夏の移籍市場が開いている期間はあと僅かですが、フロントの仕事を信じるしかありませんね。