真に強いチームとなるためには、また永続的に強さを維持していくためには、選手層の厚さが欠かせません。
もちろん補強も有効な手段ですが、クラブが健全に成長し、ファンからもより愛されるためには、アカデミーの若者達を育てていくことが必須だと言っていいと思います。
トップチームでは出場するまでには至らない場合、よくローンという形が採られますが、ユルゲン・クロップはただいまブレイク中の若手３人について、ローンには出さない意向を表明しています。
これは、ユルゲン・クロップがエコーへ向けて語っていることで、この場ではその骨子だけお伝えしたいと思います。
ユルゲン・クロップとしては、有望な若手の処遇に対して、ローンで出場機会を与えるという従来型の思考を変える必要があるという趣旨の発言をしています。
ベン・ウッドバーン、トレント・アレクサンダー・アーノルド、オビエ・エジャリアは、コンスタントにトッププレイヤー達と共にトレーニングをしており、試合ではＵ２３で活躍し、良い影響が認められると、ユルゲン・クロップは語っています。
また、ユルゲン・クロップの発言を追ってみると、彼等若手がトップチームのトレーニングに参加し、時に実戦に出場することは、シニアプレイヤー達にも良い影響を与えていると、ユルゲン・クロップは捉えているようです。
リバプールは、リーグカップも勝ち上がっているし、これからはＦＡカップもはじまりますからね。
若手を起用する機会も巡って来ることでしょう。
また、ファンとしてもアカデミーでやっているプレイヤー達がトップチームで戦う姿を観ることは、正直楽しいし、夢がある。
ベテランと若手。
これが、いい形で融合し、化学反応を起こしたとき、リバプールが一段と面白いチームになるように、私は想像しています。
そうあってほしい！という願望と共に。