ブレンダン・ロジャーズの解任により、昨シーズン途中からリバプールの指揮を任されたユルゲン・クロップですが、Dailymailでリバプールへの思いを語っています。
クロップは、イングランドへ来る前から、リバプールは好きなクラブだったと語りつつ、やがて「愛するクラブになった」という趣旨の発言をしています。
ここでは、そのクロップの言葉の一部、概略をまとめてみたいと思います。
(JK)
ここへ来る前から、私はこのクラブが好きだったよ。
私にとっては、大きな決断ではなかったんだ。
私から休養を奪える唯一のクラブだったからね。
オファーを受けてきたときには、私はこう言っていたんだ。
いやいや、申し訳ないが、今はそのときではありませんとね。
その後、リバプールからの話が来たんだ。
人々が何と言うかは、察しがついたが、私はリバプールとの恋に堕ちたんだ。
すぐに、責任の重さも感じたよ。
それは、家族や友人と似たようなものだね。
私は、リバプールにその両方を感じたんだ。家族であり友だとね。
クロップが、まだリバプールの監督に決まる前から、「もしかしたら、クロップはリバプールが好きなのではないか?」と感じるような言動はあったかと思います。
世界には、名監督が何人かいますが、リバプールのカラーに、クロップはフィットしていたように思います。
とりわけ、ブレンダン・ロジャーズが、とても真面目な方であり、不振によりチーム全体の雰囲気が沈んでいた時期でしたから、クロップのようなキャラクターに託したのは良かったかもしれませんね。
あの時のリバプールに必要だったのは、果てしなく陽性のエネルギーだったように思います。
クロップも、今シーズンは、プレミアリーグにかなり勝負をかけてくることでしょう。
今後、新しいチームがフィットしていき、一番強いリバプールの姿を観られる時を楽しみにしています。