この夏、下部リーグからリバプールへやって来て、いきなりファースト・チームのレギュラーに抜擢されたジョー・ゴメスですが、前十字靱帯損傷により、今シーズン中の復帰は絶望とも言われています。
これから!というときに、大きな痛手を負った若者にとって、言葉では表せない辛さだったことと思います。
そんなゴメスは、ルーカス・レイバが助けてくれることやダニー・イングスが近くにいてくれることで、励まされていると語っていました。
さらに、ユルゲン・クロップとはじめて会ったときの印象やもらった言葉が、大きな支えになっているようです。
(JG)
ぼくが戻って来たとき、監督が待っていてくれたんだ。
彼とはじめて会うときには、前十字靱帯を負傷してしまっていた。
彼は、「何か助けになれることがあれば言ってくれ」って話してくれたから、ぼくは、いろいろ助けが必要なときには、彼に話すようにするよ。
彼はぼくに、「ポジティブでありなさい」と語りかけてくれたんだ。
そして、「君が戻ってくる日を楽しみに待っているよ」ともね。
その言葉が聞けて、本当によかったよ。
小さなことかもしれないけど、そういうことが大きな違いになるんだ。
そういった言葉をもらったことで、真っ暗なトンネルの先に、光が見えた気がしたよ。
ぼくはずっと監督を見てきた。
そして改めて、彼の偉大さを実感したよ。
ゴメスは、まだまだ若いプレイヤーだし、内心不安で一杯だったことでしょう。
しかも、彼を引き立てたのは、前監督のブレンダン・ロジャーズだった。
それでも、実際にユルゲン・クロップに会ってみて、心配も吹き飛んだということかもしれません。
大きな怪我は、誰にとっても辛いものですが、監督が待っていてくれると言葉で伝えてくれたことや、ルーカス・レイバがアドバイスをくれる環境は、ゴメスにとって幸せなことだと思います。
ぜひ、より強くなってアンフィールドのピッチに戻って来てほしいですね。