過日、ベルギー代表合流中に、ユルゲン・クロップへの不満を露わにしたクリスティアン・ベンテケですが、その情報がすぐさまイングランドに拡がり、リバプールファンにネガティブな印象を与えてしまったわけですが、ここへ来てベンテケは、これから先々もリバプールのプレイヤーとしてがんばっていきたい!というコメントを出しています。
ただ、OBの中には、ベンテケとマリオ・バロテッリを放出して資金を得るべきだ!という意見も出始めており、仮にベンテケに対して適正なオファーがあれば、リバプールとしては放出に応じる可能性も低くはないかと思います。
このような状況下、イタリアのメディアでは、ユベントスがベンテケ獲得を狙っている!という報道が出ています。
現時点でリバプールにおけるベンテケの立場としては、ダニエル・スタリッジ、ディボク・オリギそしてロベルト・フィルミーノに次ぐ4番目の位置づけだということは否めないと思います。
ベンテケとすれば、アストン・ヴィラ時代の実績もあるし、このまま4番手で甘んじる気持ちはないことでしょう。
そういったリバプールでのベンテケの状況を見て、ユベントスが獲得を目論んでいるというのが、メディアの論調です。
この情報のソースは、Calcio Mercatoのようですが、ここでの情報によれば、金額的には£20mほどだろうとも・・・。
しかし、ベンテケに関してはアトレティコ・マドリードのシメオネ監督が獲得を熱望しており、ビッグマネーを準備するようクラブに要望をしているとも伝えられています。
もし仮に、リバプールがベンテケを放出する路線で検討しているならば、何とか引取先はありそうな状況でしょうか。
となると、やはり課題はバロテッリをどうするか?という部分かと思います。
中国行きの噂もありますが、一部では、バロテッリはリバプールに戻るという説も出ています。
この夏のリバプール。
ベンテケとバロテッリの処遇をどうするか?が、宿題として横たわっている感があります。