昨日の土曜日には、フレンドリーマッチとしてリバプール対ACミラン戦が行われましたね。
試合をするからには勝ちたいものの、プレシーズンの時期に重要なのはコンディションをアップして行くことだと思います。
それぞれ調整段階ではペースがあるし、やるべきことも異なる場合がありますので。
リバプールとミランとの試合に先立って、ディオゴ・ジョタとその弟アンドレを偲ぶセレモニーも行われました。
キング・ケニーことサー・ケニー・ダルグリッシュがピッチに花を供え。
スタンドでは ‘DJ 20’のモザイクが作られカイタックスタジアム(香港)でもファンの気持ちがきっとジョタに伝わったことと思います。
また、試合が20分の段階に及ぼうとするやスタンドから大きな拍手が。
言うまでもなく、ジョタの背番号20にちなんだもので、その功績を讃えての大きな拍手でした。
世界のどこへ行ってもリバプールファンはいる。
カイタックスタジアムで繰り広げられた光景は、現地リバプールファンにも届いたことでしょう。
私は特にケニーが花を供え1人立っている姿が印象的でした。
何か厳かなものさえ感じたものです。
こういう悲劇は二度と繰り返したくない。
心からそう願います。
それでもジョタとアンドレは帰って来ない。
彼等のためにクラブが、チームメイトが、ファンができること。
それを実現させたのですから、彼等の気持ちに私も感謝をしたいと思います。
ディオゴ・ジョタが決めたゴールの数々を見たり、敵陣へドリブルで向かって行くシーンを見ると、いまだに何とも言えない気持ちになるし、どれだけ素晴らしい選手だったのだ!と強く思います。
あまりに悲しい出来事ですが、リバプールの関係者、地元ファン、世界中のファンは出来る限りのことをし、心からジョタを愛慕している。
長くフットボールを見ていると、時に悲しく辛いこともあります。
ディオゴ・ジョタの魂は永遠にアンフィールドの空に昇華したのだと思います。