私自身はといえば、バロンドールだけがフットボーラーの価値を決めるものだとは考えていません。
その賞を手にしなかった素晴らしいプレイヤー達も沢山存在していた。
しかし、リバプールのプレイヤーがバロンドールを獲得できるならば、これほど嬉しいことはありません。
今年のバロンドール。
最も近い位置にいると見られているのがファン・ダイク。
かつてACミランに在籍し、2007年にはバロンドールを獲得しているカカは、ファン・ダイクがその候補であることを歓び、歓迎しているそうです。
このことは、LFCもオフィシャルで報じています。
たとえばカカは、こんなことを言っています。
ファン・ダイクのようなプレイヤーが、世界最高の一人になるのを見ることは、とっても良いことだよ。
その賞をディフェンダーが獲得するのを見るのは良いことなんだ。
もし、ぼくが間違っていなければ、最後の一人はカンナヴァーロだったよね。
この戦いの中に彼がいるのは、とてもいいことさ。
カカも嬉しいことを言ってくれますね。
彼の記憶は正しくて、ディフェンダーとして最後にバロンドールを獲得しているのは、2006年のファビオ・カンナヴァーロでした。
もし、ファン・ダイクがバロンドールに輝けば、ディフェンダーとして、本当に久しぶりの快挙となります。
2007年にカカがバロンドールを授賞した後には、クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシの独占市場と化していきます。
ファン・ダイクが、ディフェンダーとして栄光を勝ち取ることは、本人のみならず、世界中のディフェンダーに勇気と誇りを与えることでしょう。
ぜひ、ファン・ダイクが勝ち取る姿を見たいし、そのときがきたら、思い切りお祝いをしたいと思います。