
カオイムヒン・ケレハーのことをご記憶の方々も多いことと思います。
アリソンというワールドクラスのゴールキーパーがいる中で、リバプールのセカンドという立場でしたが、ケレハーは間違いなく一流のゴールキーパーでした。
時は4年前の今日、2022年2月27日
ケレハーは大仕事を成し遂げ、リバプールにタイトルをもたらしています。
チェルシーとのカラバオカップ決勝であり、いずれも譲らぬ緊張感高い試合は、PK戦にもつれ込んだのでした。
決勝をケレハーに託したユルゲン・クロップ監督
リバプールにはアリソンという守護神がいますが、国内カップ戦であるカラバオカップは、ケレハーがずっとゴールマウスを守って来ました。
ただ、いよいよタイトルがかかるファイナルであり、会場はウェンブリーであったことから、決勝はアリソンにするのではないか?という見方があったことも確かです。
しかし、ユルゲン・クロップ監督の信念は揺るがず、タイトルをかけた試合でケレハーを起用したのでした。
これが、感動的なドラマを生む伏線になるとは。

120分の激闘の末PK戦へ
カラバオカップ決勝では、リバプール、チェルシーともに譲らず、延長戦になっても決着はつかず。
120分の間に、決まったゴールは0であり、この試合では誰もゴールネットを揺らしていませんでした。
11人全員がPKを成功 両チーム計22人のキッカー
息詰まる熱戦の中、ついにPK戦にもつれこんだリバプール対チェルシー。
舞台はウェンブリー。
このPK戦も劇的でした。
キッカーを務めた誰もが失敗することなく、キッカーは11巡目になっていました。
11人目ですので、両チームともにゴールキーパーがキッカーに!
実は、チェルシー側はPK戦になることを見据えて、終盤にゴールキーパーを入れ替えていたものでした。
PKを決めたリバプールの11人
タイトルを勝ち取るために、リバプールは一人一人が集中しており、全員がPKを成功させるという驚くべき結果を残しています。
キックの技術もそうですが、PKという独特の緊張感に包まれる中、見事なメンタリティーでした。
以下、あの日、PKを蹴ったリバプールの11人を記しておきます。
- 1 ジェイムズ・ミルナー
- 2 ファビーニョ
- 3 ファン・ダイク
- 4 トレント・アレクサンダー=アーノルド
- 5 モハメド・サラー
- 6 ディオゴ・ジョタ
- 7 ディボック・オリギ
- 8 アンディ・ロバートソン
- 9 ハーヴェイ・エリオット
- 10 イブラヒマ・コナテ
- 11 カオイムヒン・ケレハー
チェルシーが、11人目でPKを失敗し、リバプールがタイトルを獲得!
まさに、カオイムヒン・ケレハーがヒーローとなった日でした。

ケレハーの幸せと活躍を祈る
世界最高の第2ゴールキーパーと呼ぶ声もあったケレハー。
惜しまれながら移籍をしましたが、ケレハーほどの実力者がレギュラーではないという事実は、ある意味不条理でした。
だから、ケレハーの新しい挑戦をリバプールファンの誰もが認めていたし、健闘を祈ったものです。
重要なシーンで、常に冷静さを失わないケレハーの姿は、まさにゴールキーパーの鑑だったと私は思っています。
今日は、なぜかケレハーのことを書きたくなりました。
リバプールに彼がいたことを決して忘れることはありません。
