プレミアリーグが開幕し、2試合連続でクリーンシートを達成しているリバプールですが、私は、右サイドバック、ナサニエル・クラインの貢献も大きいと考えています。
守備面では、安定感を示しているし、プレシーズンの後半で見せてくれたように、クラインが攻撃に加わったときには、チャンスに繋がるシーンが多かった。
ドリブルで持ち上がるときもそうですが、クラインの場合は、前線のプレイヤーに出す縦パスも正確で、相手にとっては、嫌な存在になっているのではないでしょうか。
今後、リバプールでのプレイを重ねるにつれ、クラインがもっと生きてくるシーンも増えるだろうし、期待したいところです。
そんなクラインですが、リバプールがトップ4圏内に入るための助けになりたいと語っています。
(NC)
ぼく達は、一つひとつの試合において、すべて勝ちに行こうとトライしているよ。
目標はトップ4だし、出来たらより高い順位だね。
ぼく達は、トレーニングで多くのことをやっているよ。
一人ひとりが、自分の役割と仕事を理解している。
また、ぼく達は、守備面でも貪欲だし、ネットを揺らされないことを維持していこうと思っているんだ。
それが、大切なことだね。
彼(ベンテケ)は、空中を支配し、どれだけ強力であるかは、トレーニングでも見ているよ。
すごく強いプレイヤーだ。
ぼく達にとって、彼こそは、真のターゲットだね。
彼は、とてもいいフィニッシャーだし、ボールを持つクオリティーも高いね。
そのことで、他のプレイヤーをも活かしてくれるんだ。
ぼく自身、攻撃参加が好きだから、楽しくやっているよ。
クロスを上げれば、彼がヘッドで何とかしてくれるしね。
また、クラインは、インタビューの中で、アーセナル戦のことにも触れ、アレクシス・サンチェスは素晴らしいプレイヤーだとしつつ、「彼を止めてみせるよ」と、サンチェスとの対戦を楽しみにしているようなニュアンスの発言もしています。
心強いですね。
私が見る限りですが、サンチェスは、まだトップ・コンディションにはないと感じます。
今のサンチェスなら、ディフェンスが集中して防御にいけば、きっと抑えられるのではないでしょうか。
あまりに欲を抱いてもいけませんが、対ガナーズ戦でもクリーンシートを達成できるようなら、リバプールにとって非常に明るい材料だし、何よりプレイヤー達にとって、またとない自信に繋がるでしょうね。
ナサニエル・クライン。
アーセナル戦でも、攻守に期待したい存在です。