リバプールのキャプテンであることは、素晴らしい名誉であると同時に、大きなプレッシャーを背負うものだと言われています。
そのことは、よくスティーブン・ジェラードも語っていたかと思います。
ご存知のとおり、現在リバプールのキャプテンを務めているのはジョーダン・ヘンダーソンであり、ユルゲン・クロップ監督は、それを変更する考えはないようです。
リバプールは、1月の移籍マーケットで、ビルヒル・ファン・ダイクを獲得し、ピッチ上での仕草からも強いリーダーシップを感じますね。
実際、現地リバプールファンの間では、ヘンドとファン・ダイクのどちらがキャプテンにふさわしいか?ということが話題にもなっていました。
この件について、ユルゲン・クロップ監督の考えをエコーが報じており、監督はファン・ダイクのリーダーシップを讃えつつも、ヘンドが他の誰かにアームバンドを渡すことはないという趣旨の発言をしています。
「私達リバプールが必要としているのは、リーダーであるプレイヤー達だ」と、ユルゲン・クロップ監督は言います。
その一人が、ファン・ダイクだと。
「ヘンドとビルヒルは、リーダーだよ。実にいいね!」
その上で、ユルゲン・クロップ監督は続けます。
「ヘンドは、ここで信じられないほどの仕事をしている。もし、あなたが、アームバンドを他の誰かに渡すか?と訊ねるならば、こたえはノーだ」
「グループ全体に責任を負えるプレイヤーが複数必要かって?もちろんイエスだよ。私達は、そういったプレイヤーを持っているし、ビルヒルは、その一人だ」
この他にも、ユルゲン・クロップ監督は、いろいろな話をしています。
たとえば、ファン・ダイクがオランダ代表のキャプテンを務めたことなどにも言及しているところです。
これまでのリバプールは、最終ラインにリーダーが不在である・・・という指摘も受けてきました。
ファン・ダイクが加入したことで、明らかに変化が生まれましたね。
キャプテンシー、リーダーシップ。
これは、一朝一夕で身につくものではないと思います。
リバプールには、そんなタイプのプレイヤーが沢山いる。
何とも、心強いことだと、率直に思います。
欲を言えば、鬼軍曹タイプの副将がいると、モア・ベターでしょうか。
それでも、率直に言って、リバプールは良いチームになってきている。
私は、そう思っています。